【DTM,フォーミュラE】アウディ離脱のモリーナ「幾つか選択肢がある」

アウディのDTM参戦台数の縮小に伴い、今季で契約の切れるモリーナはシートを失った。今後のキャリア候補にフォーミュラEもあるようだ。

 アウディと共にDTMを戦ってきた7年間で3勝を挙げたミゲル・モリーナは、アウディ陣営の参戦台数の縮小に伴い、2017年アウディのドライバーラインアップから外された。現在、彼は次のキャリアを検討している。

 彼は次のように語った。

「いくつかの選択肢がある」

「どのタイプのマシンが僕のドライブスタイルに最も適しているのか、分析する必要がある。まだそれを決めるのは早い」

「僕たちは最終的に競争力があるカテゴリーを見定めているところだ。まだ時間がかかると思う。僕たちはいくつかの選手権と接触していて、すぐにでも最終的な結論が出せることを願っている」

 DTM参戦の前にフォーミュラ・ルノー3.5で優勝した経験を持つ彼は、フォーミュラEに参戦しシングルシーターへ復帰する可能性も認めている。

「それ(フォーミュラE)はオプションのひとつかもしれない。でもシーズン3(2016/17)は進行中であるため、今季は難しいと思っている。でも、僕はそれを否定しないよ」

「(フォーミュラEの)今季のオプションがあったけど、その時はアウディと契約を結んでいたし、急な転向はできなかった。オプションではあるけど今季ではない」

DTMからの離脱

 モリーナはアウディでの7シーズン目でDTMを離れることを悔やんでいる。しかし彼はこの出来事がアウディの親会社であるフォルクスワーゲンの影響によるものだと考慮すれば、そこまで大きく驚くべきことではないと語った。

「グループの状況が芳しくなかったことから、その可能性はあった。彼らは最初にWEC(世界耐久選手権)のプロジェクトを中止し、フォルクスワーゲンは正式にWRC(世界ラリー選手権)からも撤退することを決断したんだ……」

「数年間で全て起こったし、何も保証されていなかったから(アウディが)とても苦労していたことはわかっている」

「僕たちの契約は今季で終わり、そしてアウディは再編成をした。だから今度は僕たちの番だった。まるで別の年になり、別のドライバーたちを採るようだった。たまたま今年で僕たちの契約が終了し、まだ他のプログラム(WEC)で契約を結んでいるドライバーがいたから、僕たちの番が来てしまった」

 2016年、モリーナは年間ランキングを13位で終えている。これは彼のベスト順位より3つ低い結果であるが、彼は今季を過去のどのシーズンよりも最高のパフォーマンスだったと振り返った。

「パフォーマンスレベルから考えると残念だったけど、今季は素晴らしい年だった。これまでのDTMの中でも最高のものだ」

 またモリーナは、2017年のDTMの参戦台数が24台から18台になることについて語った。

「チャンピオンシップが存続していく限り、変化することは重要だ。DTMはとても競争の激しい選手権であるがコストがとても高い。それを対策するのもひとつの手段だ」

「18台に縮小することは理想的ではないけど、目標がチャンピオンシップを存続させていくためであり、競争力を維持していくためであれば、それはポジティブに働く可能性はある」

Interview by Sergio Lillo

【関連ニュース】

2017年DTM開催カレンダーが確定。全9ラウンド開催

アウディ離脱のタンベイ「アウディとの間には愛がなくなった」

来年、アウディトップにディーダー・ガスが就任

デュバル、アウディDTM参戦が決定。残りの5名も発表

アウディ「多くのドライバーを救済したい。しかし完全には……」

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ DTM
ドライバー Miguel Molina
記事タイプ 速報ニュース