ニュルブルクリンク24時間。メルセデスAMG GT3勢が1-4位を独占

今年で44回目を数えたニュルブルクリンク24時間レースは、メルセデス・カスタマーチームが1〜4位を占める圧倒的な強さで幕を閉じた。

 優勝したのはマルコ・エンゲルの駆るブラックファルコン・チームの4号車メルセデスAMG GT3 4号車。1周25㎞のコースを134周走りきった。2位に入ったのはクリスチャン・ホーヘナデルのHTPメルセデスチームの29号車メルセデスAMG GT3。

 この両車のギャップは僅か5.7秒という僅差だったというばかりか、勝負が決まったのは最終ラップで、エンゲルが果敢なドライビングでホーヘナデルの車を抜き去っての勝利だった。エンゲルはレース後、「最終ラップに勝利を逃すなんて、クリスチャンは面白くないだろうね」と挑発的なコメント。それに対してホーヘナデルは「最低の終わり方だ。思い出したくもない」と返した。

 エンゲルのギリギリの追い抜きに対し、HTPメルセデスチームは抗議を行ったが、レースディレクターのウォルター・ホーナングは協議の必要なしとして、HTPチームの抗議を却下した。

 3位にはブラックファルコンの9号車メルセデスAMG GT3、4位にはハリボー・レーシングの88号車メルセデスAMG GT3が入った。メルセデスAMG GT3の上位4位独占が成し遂げられたわけだ。5位にはシューベルト・レーシングのBMW23号車が食い込んだが、6位はこれまたザクスピードの25号車メルセデスAMG GT3だった。その後ろにはベントレー、アウディ、ポルシェが続いてトップ10を形成した。しかし、いずれもメルセデス軍団の敵ではなかった。

 24時間レースの間にトップは何度か入れ替わったが、BMW、アウディ、ポルシェのトップチームは事故やトラブルで姿を消しており、これがメルセデスに上位独占を許す結果になった。

 優勝したブラックファルコンのメルセデス4号車をエンゲルと組んで走らせたドライバーは、アダム・クリストドウロ、マニュエル・メッツガー、そしてメルセデスのヒーロー、ベルント・シュナイダーだった。

 なお日本勢は、35号車ニッサンGT-R GT3が総合11位(クラス11位)、106号車スバルWRX STIが総合20位(クラス1位)、36号車レクサスRC Fが総合24位(クラス1位)、326号車トヨタC-HRレーシングが総合83位(クラス3位)でチェッカーを受けた。188号車トヨタRCは総合133位(クラス7位)で、ピットでレース終了を迎えた。

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ Endurance
イベント名 ニュルブルクリンク24時間
サブイベント Sunday race
サーキット ニュルブルクリンク
記事タイプ レースレポート