アロンソ「サッカーなら、試合がつまらなくてもルールを変えたりしない」とF1規則変更に苦言

アロンソは、F1のレギュレーション変更の際、サッカーからインスピレーションを得るべきだと語る。

 マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、現在のF1のテクニカルレギュレーションには、2000年代半ば頃に抱いていたほど興味を惹かれていないと認めている。しかし同時に、反射的なルール変更にも警告を発している。

 彼は、スポーツは時に“懐古病”に苦しむことがあり、絶えず以前より改善されていると信じ込んでいると語る。

 アロンソはその代わりに、世界中のスポーツのように、より伝統的な観点によるレギュレーションが必要とされていると感じている。

「時として、すでに十分に良いものを更に改善しようとしてしまうことがある。これは問題だ」

「サッカーを見てごらんよ、一体何試合がスコアレスドローで終わってる? そんな試合は退屈だ。だけど、ペナルティエリアを変えたりはしない。ゴールキーパーを増やしたり減らしたりしない。毎週何かを変えたりもしない。なぜならそれがそのスポーツだから」

「F1は、V10やV8の時代はとても素晴らしかったと思う。時々安全面について改善しなければならなくて、いくつか変更がなされた。だけどいつも2年後にはよりハッピーに感じていたように思う」

今のF1は”混乱”している?

 バラ色の時代を慎重に振り返る一方で、アロンソの意見では、現在のターボ時代は、刺激という点でV8時代に追いつくのに苦しんでいると言う。

「まだ、マシンを愛しているし、F1を愛している。F1に乗るのを楽しんでいる。だけど正直に言えば、最近数年のターボエンジン時代は、興奮やショーという観点では少し後退してしまった」

「小さくなったエンジンサウンドに始まり、ラップタイム、燃費節約、タイヤセーブ。マシンを運転する興奮は減ってしまっていると思う」

「2003年か2004年のV10エンジンのクルマほど、まだ力強くもないし興奮もしない。最初のテストに行って60か70周走ってきた後、疲れてしまったのを覚えている。首にたくさん負荷が掛かったから、夜まで頭が動いてたよ。水平に眠れなかった。今は最初のテストで160ラップも走るんだ」

「レギュレーションがいくつか変わり、政治的にもいくつか変化があったけど、助けにはなっていない」

「一般の人々には、ドライバーにとってもだけど、F1は一貫性を欠いているように感じられる。無線通信のルールがころころ変わって、結局規制なしになったのもそうだし、何であれループに嵌ってしまっているようだ。みんなが少し混乱してしまっている」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Fernando Alonso
チーム McLaren
記事タイプ 速報ニュース