ウイリアムズ、アロンソのお咎めなしに不満。「彼はマッサを”ブレーキ”に使った!」

パット・シモンズは、アロンソはアメリカGP終盤のマッサとの接触で、ペナルティを受けるべきだと語った。

 マクラーレンのフェルナンド・アロンソは、アメリカGPのレース終盤、ウイリアムズのフェリペ・マッサとの6番手争いを展開。残り5周のターン16(FIAの記録上はターン15)で、マッサのインサイドにアロンソが飛び込んだ。2台は接触し、マッサはタイヤをパンクしピットインを強いられたが、アロンソは無傷で、そのままカルロス・サインツ(トロロッソ)も攻略。アロンソは5位でフィニッシュした。

 レース後に、この一件はFIAに審議されたものの、スチュワードは最終的にペナルティを科さないことを決定した。

 マッサは、衝突の責任はアロンソにあるとコメントを出しており、ウイリアムズのテクニカルチーフ、パット・シモンズもこれに同意しており、スチュワードの”お咎めなし”という裁定に不満を漏らしている。

「スチュワードはレーシングアクシデントと判断したが、これには同意できない」とシモンズは語った。

「インシデントの結果ではなく、インシデント自体の話をしているんだ。結果を含めて判断をしているわけではないし、そうあるべきではない。ドライバーとチームマネージャーは、自分たちがどう感じたか意見を述べ、それからスチュワードがどう判断するか次第だ。彼らは、あれがレーシングアクシデントだと判断した」

「私は、アロンソのブレーキは遅すぎたと思う。彼がフェリペに接触した時には、彼はまだトラックにいた。だからフェリペをブレーキとして使い、トラックに留まったんだ」

「そしてそれから数周後、サインツにも彼は同じことをした。彼はサインツとは接触しなかったが、トラックから大きくはみ出てしまった。私は彼がメキシコに行こうとしたのかと思ったよ!」

 シモンズは、ソフトタイヤでロングスティントを走っていたサインツの後ろで、マッサはサインツのタイヤがタレてくるのを待っていたと語った。

「サインツを抜くのは簡単ではなかった。我々は彼のタイヤが終わるのを待っていたんだ。だから、我々はパワーユニットのモードを下げ、『待つんだ。レースの最後で彼を抜くぞ』と言っていたんだ。そしてそれから、もちろん、最後までそこにいることができなかったんだ」

レースの結果に大きく落胆したウイリアムズ

 ウイリアムズは、コンストラクターズランキング上で直接のライバルであるフォースインディアより多くのポイントを獲得。しかし、レースの獲得ポイントでフォースインディアを上回ったのは、過去7戦でわずか2回目のことだ。

 ウイリアムズのバルテリ・ボッタスとフォースインディアのニコ・ヒュルケンベルグはオープニングラップで接触し、ポイント争いから脱落した。ヒュルケンベルグのチームメイト、セルジオ・ペレスがダニール・クビアト(トロロッソ)によってスピンさせられた時、チームは、フォースインディアに対して多くのポイントを獲得できると考えた。

 しかし、ペレスは8位まで順位を回復し、7位で終わったマッサのすぐ後ろでフィニッシュした。これにより、ウイリアムズはフォースインディアに対して、わずか2ポイントしか差を詰めることができず、未だフォースインディアが8ポイントリードして、5位となっている。

 レースの評価を尋ねられたシモンズは「とても、とてもがっかりしている」と答えた。

「バーチャルセーフティカーが出て、サインツがそれを有効に使い、半ばフリーのピットストップのようになったため我々の、そしてフィリペの週末が台無しになった。それがなければ、明らかに我々が前に出ていたからね。アロンソに後ろに付かれることもなかった」

「そしてそれからバルテリだ。彼のミスでも、ヒュルケンベルグのミスでもないがね」

「今週末、我々は2台とも、間違いなくフォースインディアより強かったが、得られるべき結果を得ることができなかった」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Felipe Massa , Fernando Alonso , Valtteri Bottas
チーム McLaren , Williams
記事タイプ 速報ニュース