サインツ、ルノーからの接触は「名誉なこと」と発言

サインツは、レッドブルの希望でトロロッソを離れることは許されず、ルノー入りの可能性が断たれたが、それに失望することはないと語る。

 カルロス・サインツJr.は、来季ルノーのワークスチームのドライバー候補のひとりとして、その名前が浮上していた。しかしレッドブルは、サインツがトロロッソとの契約から解放されることはないと明らかにした。

 このレッドブルの意向は、今年は苦戦しているとはいえ、他のトップチームのようにメーカー直系のチームのシートを得るチャンスを、サインツが逃してしまうことを意味する。しかし彼はマレーシアGPで、現状に満足していることを明かした。そして彼に対する関心は、自らを後押しすることにつながると考えている。

 ルノーに対する関心について訊かれたサインツは、次のように答えた。

「確かに少し関心があったし、接触もあったよ。メーカーチームが僕を気にして、そして契約上の状況を知ろうとしてくれることは、僕にとっては名誉なことだ」

「みなさんご存知の通り、多かれ少なかれ、レッドブル次第というところがある。彼らはキャリアを導いてくれた。そして、僕が挑戦したジュニアシリーズ時代の5年間で、多くの費用を負担してくれたんだ。それは百万ユーロを超える金額だ。そして、彼らは僕にそれだけ多くの投資をしたにもかかわらず、僕が出ていくことを望んでいないということを、僕は完全に理解している。そして今は、僕の人生、そして僕のキャリアにとって、最高の瞬間だよ」

「僕にとっては、メーカー系のチームから関心を持たれるというのは、光栄なことだよ。僕はクルマの開発をしたいし、将来に向けた素晴らしいベースを築くことができる。しかし最後に、僕のメインターゲットは、いつも言っている通り、2017年ではなく2018年に、チャンピオンを賭けて戦うことだ。願わくば、それがレッドブルのマシンに乗ってのことだといいね。それが、僕の主たるターゲットになる」

 彼の将来の憶測は、トロロッソでの彼の努力を散漫にさせることはなかったと、サインツは言う。そして、彼は2017年をトロロッソに捧げるつもりだ。

「もし僕を不安定にさせるなら、僕はそれについて話をしたくないと思う。しかし、何か楽しめることがあるなら、それは歓迎だよ。そして僕は自分の仕事を、この1年やってきたように進めていくだけだろう」

「僕は、トロロッソを完全に信頼している。彼らは来年、素晴らしいシャシーを生み出そうとしているんだ。もし何らかの疑いがあったとしても、シンガポールでのトロロッソは、グリッド上で3番目か4番目に良いシャシーだったんだよ。シンガポールにあるような短い直線でも、僕らの最高速は12〜14km/hも遅かった。それでも、予選で6位になることができた。レッドブルからたったの1秒遅れだよ。だから、クルマのコーナリング性能は、とても良いんだ」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Carlos Sainz Jr.
チーム Toro Rosso
記事タイプ 速報ニュース