ハミルトン「スペインでのクラッシュの真相は、F1引退まで語らない」

「自分は精神的に強くなった」と主張するハミルトン。2020年代頭にF1を引退するという彼は、それまで”バルセロナの事故”の真相を語らないと言う。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、Facebook上で行われたUBSのQ&Aセッションに登場。スペインGPの1周目に起きたクラッシュは「最低だった」としているが、それから立ち直ることができたという。

 またハミルトンは、年間を通じて自分のメンタルに対するアプローチをどのように変化させたのか、またこのようなインシデントから復活する強さをどう身につけたのかと言うことについても語った。以前の彼は、”ダークサイド”にいたのだ。

「僕が若かった時、もし悪いレースをしてしまえば、自分の意識をコントロールするのが大変で、そして実にネガティブだった」そうハミルトンは言う。

「いくつかのレースを覚えているよ。僕は3日か4日の間ホテルの部屋を出ることができず、誰とも話すことができなかった。電話にも出なかった。僕はただ自分自身で、”ダークサイド”から抜け出そうとしていたんだ」

「そしてその後、なんとか僕はそういう状況から抜け出して、ポジティブな方向に転換した。そういう状況になったら、そこからポジティブなことを探そうとして、ネガティブな状況から離れるようになってきたんだ」

「例えば今年のバルセロナを例にしてみよう。それは、僕にとっては最低なことだった。僕がその時経験したことは、僕が引退するまで話すことはないだろうけどね」

「その次の日、僕は立ち上がって、ランニングをしに行って、たくさんの他のことを考えた。当時僕は(ロズベルグに対し)43ポイントの遅れを取っていたけど、それを埋めるのは不可能に思えたからね」

「僕もひとりの人間だ。当時、それは不可能だと感じていたよ。それを攻め続けるのは痛みを伴うし、とても厳しいことだからね。しかし、それをすぐに乗り越えなきゃいけない。時には時間がかかるけど、ただそれを続けなきゃいけないんだ」

「正直なところ、今の僕はとても強くなったと感じている。世界の終わりのような……そういう日々を経験したからね。僕はずっと、チャンピオンシップを勝ち抜くことを目指し続ける。なんとかしてね」

 ハミルトンは、現在は自分自身の精神を、完全にコントロール下に置くことができていると語る。

「メンタルの面については、僕は自分自身と戦うことが好きなんだ」とハミルトン。

「僕だけが、僕の頭の中で何が起きているかを知っている。僕はただ、自分が行くべき道を見つける。時々、自分自信の中から何かを探し出すのは時間がかかるし、それを理解するのにも時間がかかる。僕は、僕の精神的なプロセスを、誰にも邪魔させないよ」

2020年代頭には、F1を引退する

 ハミルトンは、このスポーツにおける彼の将来についても言及した。彼は2020年代の初頭に、F1から引退するつもりだという。

「僕は自分自身で考えてみるんだ。『5年後の計画は何だ?』ってね」

「僕はメルセデスと、今年を含めて3年間の契約を交わしたところだ。その後、おそらく別の3年契約を検討することになる。3年か4年だね。そして、僕は(F1を)辞めるつもりだよ」

「僕はこの仕事を永遠に続けたいとは思っていない。僕が37歳になった時、僕はまだ比較的若いよと言うだろう。僕は何か他の事にも挑戦してみたい。でも、見解や意見は進化していくはず。だから7年後に何を考えているなんて、誰が知っているんだろう」

「僕はできる限り素晴らしくなりたい。しかし、僕は誰か他の人の記録によって定義されたくない」

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
ドライバー Lewis Hamilton
チーム Mercedes
記事タイプ 速報ニュース