『フェラーリエンジンの”妥協”が、我々を助けた』メルセデス

信頼性への懸念のため、エンジンのデチューンを行ったと思われるフェラーリによって、中国GPでの勢力図はあてにならないとメルセデスAMGは信じている。

 フェラーリは中国GPの予選でレッドブルにフロントロウを奪われた後、1周目の1コーナーでセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが同士討ち。ニコ・ロズベルグに勝負を挑むという希望は、脆くも崩れ去った。

 メルセデスは開幕からの連勝を3に伸ばしたが、何も得ることがなかったとも考えている。なぜなら、フェラーリの本来の可能性を感じることができなかったからだ。

 メルセデスのモータースポーツ部門トップのトト・ウォルフは語る。

「我々はフェラーリを見てきたが、彼らはこの週末、バーレーンよりも保守的だったように思う。彼らがファクトリーに戻ってエンジン性能を向上させるのは、時間の問題だ」

「彼らはふたりとも、スタート直後につまづいてしまった。そしてその後、彼らはかなり妥協して戦い、問題を解決した。ベッテルは2度にわたってダメージを受けた。彼は、フロントウイングの翼端板を壊したはずだ」

「1周目を終えた時点の彼らのポジションからすれば、今回の結果については彼らは満足すべきだと思う。我々は強力なライバルとして、彼らを見ている」

ロズベルグとハミルトンは、もっと接近するはず

 メルセデスはここまで、3回のポールポジションと3勝を挙げている。しかしウォルフは、長いシーズンの間に状況が激変する可能性があることを、十分に承知している。

「21のうち3つということは、確率的に見ればそんなに多くはない」

 シーズンはまだまだ長いため、ロズベルグとハミルトンの位置関係は、まだ決まるには遠いと考えている。

「シーズンのこの段階では、チャンピオンシップを見るのではなく、ただポイントを獲得することに専念すべきだ。ふたりの差は広がっているが、まだごく初期の段階だからね」

「3戦を消化したが、まだ18戦も残っている。ハミルトンは精神的に非常に強い。だから、最終的にはふたりのポイント差はかなり接近するはずだと思う」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Kimi Raikkonen , Lewis Hamilton , Nico Rosberg , Sebastian Vettel , Toto Wolff
チーム Ferrari , Mercedes
記事タイプ 速報ニュース