フェルスタッペン動きが、ブレーキング時の挙動の明確化を促進

FIAはブレーキング時にポジションを守るために進路を変更することについて、基準を明確化することになった。

 日本GPの終盤、2番手を走っていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の背後に、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が急接近した。そして残り2周という時点で両者は接近、ハミルトンはシケインでフェルスタッペンのインに飛び込もうとした。しかしフェルスタッペンはこれをブロックするために進路を変更。ハミルトンは行き場を失い、シケインを直進することになってしまった。

 この件については、金曜日夜に行われたドライバーブリーフィングで激しい議論が展開された。そして、今季これまでにフェルスタッペンが行ってきた様々のことについて、不満が相次いだという。

 この議論の結果、F1のレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは、ドライバーたちの意見を聞き入れた。多くのドライバーは、ブレーキング中にディフェンスのために進路を変更するのは非常に危険であると主張。そして、アメリカGPの決勝レースまでに、許可されない動きについて明確化されることになった。

 今回の件についてはレギュレーションの変更は行われないが、ホワイティングの説明によれば、彼は容認可能な挙動を熟考し、ドライバーに対して強要すれば十分だろうと考えているようだ。

 何人かのF1ドライバーは、ホワイティングが基準を明確化することで、問題への対処が進むことを期待していると言う。

 フォースインディアのセルジオ・ペレスは言う。

「僕らは特に、経験の浅いドライバーのいくつかの動きについて議論をした。彼はこのスポーツで1〜2年の経験しかないが、彼がブレーキング時の非常に遅いタイミングで動くんだ。これは事故を引き起こす可能性がある」

「僕らはそれについて議論をした。そしてチャーリーは、僕らが正しいと言ったんだ。今回の議論の後、僕らは変化を見ることができると思う。僕らの観点から見れば、僕らが見た彼の動きは、ペナルティを科せられる必要があると思う」

 カルロス・サインツJr.は、ブレーキング時の進路変更の問題は、過去数シーズンで大きな問題となっていたと考えている。

「僕は去年それを見て、この数年間問題になっていると思う」

 そうサインツは語る。

「たぶん、ビッグネームは関与していない。しかし、いつものF1のように、もうすこし前の方で起きていたならば、もっと多くのコメントが出るだろう」

「僕らはプロだし、それが僕らが明確なルールを必要とする理由だ。僕らは、それが僕らの立場を守るために必要なら、何でもするよ」

 サインツはさらに付け加える。

「チャーリーは彼の視点を持っている。彼は僕ら全員の今日と金曜日のコメントを分析する。そして日曜日、FIAがより明確にした報告が届き、僕らはそれを知っていることになるだろう。そうでない場合、これまでと同じルールが適用されることになる」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Max Verstappen
記事タイプ 速報ニュース