フレキシブルウイング問題。FIAが追加検査も、結果に満足

カナダGPで行われた追加検査の結果に、FIAは満足している。FIAはこの検査により、規則外のフレキシブルウイングを使っているチームは存在していないことを確認できたようだ。

 カナダGPの週末、フェラーリの使用するリヤウイングのデザインがルール違反ではないのかと、いくつかのチームが異議を申し立てた。スペインGPのオンボード映像には、エキゾーストパイプの上部にある通称”モンキーシート”と呼ばれる小型ウイングが、高速域で後方に向けてしなっている姿が映し出されたのだ。

 この疑念を受けてFIAは、カナダGPの週末にいくつかの追加テストを行った。このテストは、通常より50%多い負荷をかけ、ウイングが変形するかどうかを確認するものだったが、不審なモノは見つからなかったことが明らかになった。

 F1のレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは、「(土曜日に)トップ5のコンストラクターのリヤウイングをチェックしたが、全て(規則に)一致していた」と、motorsport.comに語った。

「我々は、確認するために負荷を50%増加させ、そして何が起きるかを確認した。その結果、全てが順調だったよ」

この件はすでに終わったこと

 スペインGPの映像は、他チームからの疑惑を促したにもかかわらず、FIAは今のところ、本件を問題視していないという。フェラーリがカナダで、バルセロナで使われたのと同じウイングを使ったかどうかは、今のところわかっていない。

 今回のような空力面でのトリックを使用するチームが存在するという証拠があった場合、FIAはその取り締まりを強化するオプションを発動することができる。しかしホワイティングは、その取り締まりを実施する必要は、今のところ無いと発言している。

「ご存知の通り、このオプションはレギュレーションに含まれている。しかし、現時点ではそれを発動する必要は無い」とホワイティングは説明する。

 レッドブルのフロントウイングも、フレキシブル性が疑われるシーンが、カナダGPオンボード映像に映し出された。そのため、同チームも検査を受けていた。しかし、チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、いかなる問題も見つからなかったと語っている。

「クルマは全てのテストに合格している」と彼は言う。

「彼らは、関係する全ての箇所を見て、そして詳細な検査を行った。しかし、問題はなかった」

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この記事について
シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース