「ホンダは来年、メルセデスにかなり近づく」とマクラーレン

マクラーレンのエリック・ブーリエは、来季のホンダはメルセデスに肩を並べるレベルに進化すると確信している。

 マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、ホンダは来季に向けてエンジンを再設計中であり、メルセデスに肩を並べるレベルに進化することを確信している。

 トークンシステムの廃止に伴い、ホンダは現在、パワーユニットの刷新を検討している。2017年に向けて実際にどのようなことを計画しているのかについては何も明かしていないが、マクラーレンのレーシングディレクターであるエリック・ブーリエは、その進歩に自信を持っている。

 ホンダは来年、メルセデスに近づくことができるかと訊かれたブーリエは、「そうであってほしいね」とmotorsport.comに対して語った。

「我々は近づけると思っている。メルセデスと同じ位置にいるかどうかまでは分からない。もちろん、そうあって欲しいけどね。しかし、すごく近付けるとは思うよ」

進化には時間がかかる

 ホンダが期待された性能をもたらしていないことは、ブーリエも認識している。しかし、非常に短期間での開発を行わなければなかったために、状況は悪く見えるだけと、ブーリエは語る。

 メルセデスは、現在のレギュレーションが施行された2014年の数年前から、パワーユニットを開発することができた。しかし、ホンダにはそのような時間的余裕はなかった。人々はホンダにトップレベルのパフォーマンスを期待するが、それは不公平だとブーリエが考える理由はここにある。

「我々は期待値を下げなければならなかった。私が『下げる』と言うのは、過去と比較してのことだ。なぜなら、我々は勝ちたいからね」

 そうブーリエは語る。

「ロン(デニス)と私はレーサーだ。10位という結果を楽しめるわけがない」

「しかし今、我々は何をしているか、そしてどう向上させていくかについて、現実的に考えなければならない。メルセデスは、エンジンを作り上げるのに4年をかけ、そしてコースに持ち込んだ。それ以前には、彼らが何をしているのか、誰も知らなかったんだ。そして彼らは新しいパワーユニットを登場させ、素晴らしい仕事をしている」

「我々はまだわずか3年だし、そのうち2年はレースをしている。人々は『何をやってるんだ?』と言うが、我々は過去と同じことをやっているだけだ。時間がかかる」

ホンダのアプローチ

 ホンダは今季から、長谷川祐介がF1プロジェクト総責任者に就任した。ブーリエは最近のホンダの反応について非常に励まされていると言う。

「彼らはレースについての考え方を多く持っている」

「我々は彼らと非常に良い関係を構築しているし、彼らも問題についてよく理解している。そして予想はより楽になった」

 ホンダが改善しなければならないことについて尋ねられた際、ブーリエは次のように語った。

「それは教えられないが、私はそれを知っている。彼らもだ」

 進展を助けるため、他のメーカーからスタッフを雇い入れることを提案したが、ホンダはそれを渋ったという。

「(外部から雇い入れることは)改善のためのキーとはならないが、役立つはずだ」とブーリエは語る。

「しかし彼らは今、別のアプローチを取っている。その進捗は道半ばだが、問題ないだろう」

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この記事について
シリーズ F1
チーム McLaren
記事タイプ インタビュー
タグ eric boullier