メルセデスは『ブレーキに問題はなかった』と語るパディ・ロウ

パディ・ロウは、ドライバーふたりはブレーキにマネジメントが必要だったものの、問題は発生していなかったと語った。

 シンガポールGPで優勝したニコ・ロズベルグは、レース序盤からブレーキを管理するように無線で言われた。そのすぐ後にも、再び無線で「ニコ、状況は深刻なんだ。ブレーキをマネジメントする必要がある」と言われている。

 ルイス・ハミルトンも、レース終盤にいつプッシュしていいかを無線で尋ねるなど、ブレーキに注意する必要があった。

 メルセデスのテクニカルチーフであるパディ・ロウは、マシンはわずかなマージンしか残らないように設計されており、チームは特定のサーキットでは常に、ブレーキを”介護”することになると強調した。

「ドライバーふたりは、ブレーキに何も問題は抱えていなかった。マネジメントに疑問符がついただけだ」とロウはmotorsport.comに語った。

「我々が設計できる最速のマシンでも、毎周ブレーキを目一杯踏むことはできない。彼らがタイヤや、燃料を管理しているのと同様に、ブレーキもマネジメントしなければいけない。だから、毎周予選のようなラップはできないんだ」

「タイヤという点から見ても、毎周予選のようなアタックはできないがね。シンガポールのようなサーキットでは、ブレーキの問題の方がより支配的になる。タイヤや燃料、ブレーキのために、ストレートの最後でアクセルを離し、リフトアンドコースト(早めにアクセルを離し、ブレーキングまでアクセルオフの状態で滑走すること)をするんだ」

 ロズベルグは、シンガポールGPの終盤、特にレッドブルのダニエル・リカルドが追い上げている時に、ブレーキのマネジメントをする必要があったのは "困難だった" と認めた。

 メルセデスは、ブレーキは限界に近く、レース距離を通して最大の力で使うことはできないことを、レースの前に認識していた。そのため、レースの序盤からブレーキを温存する必要があることを、ふたりのドライバーに言い聞かせていたのだ。

 リカルドがロズベルグを追い上げていたレース終盤、ロズベルグは無線でピットに、どのくらいブレーキを使っていいのか尋ねていた。

「難しかったのは、レースの終盤にプレッシャーがかかった時だけだよ」とロズベルグは語った。

「序盤はすべてがコントロールできていたから、問題はなかった」

「少しマネジメントする必要があっただけ。もちろん、そのせいでペースは遅くなるし、ソフトタイヤを履いた時は、ウルトラソフトを履いていた時より快適に感じられなかった」

「ブレーキを管理しなきゃいけなくて、それがパフォーマンスに影響する場合は、難しくなってくる。もちろん僕は常に限界までプッシュしているよ」

「最初から最後までブレーキを管理しなければならなかった。ここはマシンが限界に達するサーキットだから、そうする必要があるとわかっていたし、正しくやってのけた。F1にいるんだから、すべてを限界までプッシュするだけだよ」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 シンガポールGP
サーキット シンガポール市街地コース
ドライバー Lewis Hamilton , Nico Rosberg
チーム Mercedes
記事タイプ 速報ニュース