メルセデス、ハミルトンとロズベルグ再びの接触に『難しい』と発言

メルセデスのトト・ウルフは、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの関係を「うまく扱うのは難しい」と認識している。

 彼らの最大のライバルであるフェラーリのセバスチャン・ベッテルがスタートで先頭に躍り出た後、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグがホイールをぶつけ合ったシーンを見て、ウルフは失望を感じた。

 ハミルトンは冷えたタイヤの影響で極度のアンダーステアに見舞われており、これが原因でワイドなラインにならざるをえなかった。そのためロズベルグをコース外に押し出し、押し出されたロズベルグは、ランオフエリアを横断せざるを得なかった。

”事件”となったスペインGPからまだ2レースしか経っていないにもかかわらず、今回のようなケースが再び起きたことに、ウルフは不満を感じているという。

「彼らをうまく扱うのは非常に難しかった」

 ウルフはそう説明する。

「ルイスはアンダーステアだったと言う。そして、それが私が言えることだ。チームの観点から言えば、1-2の位置からスタートしたのに、ターン1をクリアした時には2番手と9番手になってしまっていたという事実は、快適なことではない」

「デジャ・ヴュだよ。我々はすべてのレースの後、これについて議論しているんだが……」

 ハミルトンの動きに対応するため、ロズベルグは非常に難しいポジションに置かれていたことを、ウルフは認めた。

「逆に質問するよ。外からどのくらい管理することができると思います?」とウルフは言う。

「カナダのターン1は、難しい場所のひとつだ。実際にランオフエリアを横切った例はいくつもある。もし壁があったのなら、問題にはなっていなかっただろう。しかし、もしあなたが彼の”内側”に入れば、(接触しない)ラインを指示していただろうね。

ロズベルグにもたらされた”警告”の原因

 ロズベルグはターン1で飛び出したことで、デブリを拾ってしまっていたことをウルフは明かした。そして、それらが原因でオーバーヒートを起こし、ダッシュボードに警告をもたらしたという。

「おそらく、表示される限り全ての警告が、ロズベルグのマシンのダッシュボードに表示されていたと思う」とウルフは言う。

「彼がターン1外側の芝の上を走った時(拾ったデブリが)、冷却系の一部を遮断してしまったのだと思う」

「そして彼は、キャリパー、ブレーキディスク、ギヤボックスなどに関する警告を受けていた。それらが落ち着いた後、今度は燃料の問題が最大の懸念事項になったんだ」

「これは、ドライバーを邪魔した。彼は、『これは本当なのか?』と尋ねてきた。しかし、我々は燃費の面で限界まで行ってしまったことはない。だから、それは管理下にあったんだ」

 レース後半に起きたロズベルグのスピンについて、ウルフは言う。

「ニコは燃料を節約するため、一度ペースを落とし、そして再びフェルスタッペンに近づいた。その時のフェルスタッペンは、非常にうまくディフェンスしたんだ。(スピンした時)ニコはブレーキングを非常に遅らせたし、そこで彼はコントロールを失ってしまったんだ」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 カナダGP
サーキット サーキット・ジル・ビルヌーブ
ドライバー Lewis Hamilton , Nico Rosberg
チーム Mercedes
記事タイプ 速報ニュース