メルセデス「ハミルトンの”PU上限”ペナルティは今後2レース次第」

ルイス・ハミルトンがパワーユニット使用基数制限の上限を超えるかどうかは、今後2レースにかかっているとメルセデスは言う。

 ルイス・ハミルトンは今シーズン、多くのレースでメルセデスの信頼性に悩まされ、チームメイトのニコ・ロズベルグに大きな遅れをとってしまった。前戦イギリスGPに勝ち、ポイント差を1にまで縮めたものの、特に、中国とロシアで立て続けに起きたトラブルのせいで、彼はすでにレギュレーションで許されているMGU-Hを全て使い切ってしまった。加えて、ターボもすでに5基目を使用している。

 今季のレギュレーションでは、パワーユニットの各コンポーネント(ICE/内燃エンジン、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-K、エナジーストア、コントロールエレクトロニクス)は、それぞれシーズン中の使用制限数が5基と規定されている。これを超えた場合には、グリッド降格のペナルティが課せられることになる。

 つまりハミルトンは、特にMGU-Hとターボについて、グリッド降格ペナルティの危機に直面しているということになる。そのため彼は、ニコ・ロズベルグとの戦いで苦しい立場に立たされ、タイトルへの望みが困難になっていることを十分に理解している。

 メルセデスは、できればペナルティを避けたいと考えているが、もしそれが避けられないとなれば、オーバーテイクがしやすく、グリッドペナルティがあまり影響しないサーキットで、コンポーネントをを交換するつもりである。

 もっとも理に適ったサーキットはスパ・フランコルシャンだろう。ロングストレートがあるおかげで、シンガポールや鈴鹿よりも順位を取り戻しやすい。

 チーム代表のトト・ウルフは、計画を決めるのはサマーブレイクの後であり、ハンガリーとドイツでのレースで、ハミルトンの信頼性がどれほどのものなのか、確認する必要があると話した。

 ハミルトンにペナルティが課せられる見通し、そして「その決心ができているか?」と尋ねられたウルフは、次のように答えた。

「まだできていない。4基目で抑えようとしてきたが、5基目を使うことになるのは明らかだ」

「まだわからないけど、彼はペナルティをを受けなければならないようだ。次のふたつのレースの結果を見る必要がある。そして、サマーブレイクの後か、サマーブレイクの間に決めるよ」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Lewis Hamilton
記事タイプ 速報ニュース