メルセデス、苦手なスタートの解決策を模索

メルセデスは、今季のチャンピオンシップを獲得する上で問題となっているクラッチのハードウエアを交換するために、親会社であるダイムラーとの協力体制を築いている。

 オーストラリアとバーレーンで、フロントロウを独占したメルセデスAMGだが、ルイス・ハミルトンもニコ・ロズベルグも、スタートを上手く行えないでいる。

 オーストラリアでは、後方からスタートしたセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンにポジションを明け渡してしまった。またバーレーンでは、ハミルトンのスタートを妨げ、ウイリアムズのバルテリ・ボッタスと1コーナーで接触し、ダメージを受けてしまった。

 メルセデスのモータースポーツ部門のボスであるトト・ウォルフは、このスタート失敗はクラッチに関連するハードウェアの問題であることを明らかにし、現在その修正作業中であるという。

「多くのハードウェアの問題は、電子制御の問題であることが多いと、我々は信じる傾向にある」と彼は説明する。

「我々はひとつのレースによって、それを解決することができない。そして現在我々は、それを整理することに取り組んでいる」

「クラッチを評価する方法、それを運用する方法、そしてそれを測定する方法、さらにドライバーがどう使うか、などといった面を、最適化する必要がある」

「ダイムラーとのコラボレーションは、ハードウエアの最適化についてだ。それには少し時間がかかる。その結果が出る時期については、我々はまだ把握していない」

ドライバーの変異性

 メルセデスの問題は、ふたりのドライバーが別の問題に直面しているということであり、その事実よって物事は複雑化されている。また、ハミルトンは第2戦でも、理論的な説明ができていないにもかかわらず、再びスタートを失敗してしまった。

 ウォルフはこれに関して、特に理由のない事象であり、偶然の出来事だったと信じている。

「ランダムに起きることなんだと思う」とウォルフは言う。「皆さんもニコが(バーレーンGPの)フォーメーションラップにスタートするのを失敗したのを見ただろう? あの時、彼は2速を選んでいたんだ。それで、アンチストールに入ってしまった。そういうことは起こり得るんだよ。そして、まさにそれがレギュレーション変更の目的だったんだ」

「両方のスタートは、平均的なものだった。なので問題の根本的な原因を知る前に、何かを言うのは控えたいと思う」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 バーレーンGP
サーキット バーレーン・インターナショナル・サーキット
チーム Mercedes
記事タイプ 速報ニュース