モナコGP開幕! FP1はハミルトンがトップタイムも、排水口の蓋が外れ赤旗終了

モナコGPのフリー走行1回目が行われ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。

 セッション開始直後、ほとんどのマシンがチェック走行を行ってピットに戻る中、メルセデスの2台はウルトラソフトを履いて早速ロングランを行う。

 初登場のウルトラソフトタイヤは、スーパーソフトよりも当然柔らかく、そのライフやデグラデーションが注目されていた。しかしルイス・ハミルトンもニコ・ロズベルグも、走れば走るほどタイムが上がっていく状態である。

 ふたりは1分20秒台で走り始めると、19秒台、18秒台と上げていき、結局ハミルトンが1分16秒588、ロズベルグも1分17秒台後半に入れ、ピットに戻ってくる。

 セッション開始から25分、ウイリアムズのフェリペ・マッサは、1コーナーでミス。マシンの右サイドを激しくウォールに打ち付け、大破させてしまう。これでバーチャル・セーフティカーが宣言されるが、やはりここはモナコ。マーシャルの動きも迅速で、すぐさまコース上は片付けられ、セッションが再開されていく。

 しかし、マッサにとっては非常に痛いクラッシュ。まだまだやらなければならないプログラムは山積みのはずであり、それほこなせなかったということは、午後以降のセッションに大きな影響を及ぼすはずだ。

 マッサの事故の後は、各車がスーパーソフトタイヤ/ソフトタイヤを履いた各車がアタックを行う。スーパーソフトタイヤを履いたレッドブル2台が速さを見せ、それに続くのはソフトタイヤのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)。まだ、タイヤの性能差を判断するのは難しい状況だ。

 残り50分を切ったところで、メルセデスの2台が2セット目のウルトラソフトタイヤを履いてコースイン。再びふたりのアタック合戦だ。今度は1分16秒台から走り始め、ハミルトンは1分15秒537、ロズベルグも1分15秒638までタイムを上げる。これに肉薄してきたのはフェラーリのベッテルで、1分15秒419までタイムを上げる。レッドブルの2台も、トップのハミルトンから1秒以内の差だ。

 注視すべきはその後ろのダニール・クビアト(トロロッソ)とニコ・ヒュルケンベルグ(フォースインディア)、そしてセルジオ・ペレス(フォースインディア)の3台。表示が正しければスーパーソフトタイヤを履き、ハミルトンから約1秒遅れのタイムを記録している。彼らがウルトラソフトタイヤを履いた時のタイムが気になるところだ。

 なお、前述のマッサの他に、2回のバーチャル・セーフティカーが出された。ハースのエステバン・グティエレスはマシントラブルを抱え、ポルティエ手前でマシンを止めた。またルノーのジョリオン・パーマーは、プールサイドシケイン2個目の立ち上がりで挙動を乱して、右側のウォールにクラッシュしている。さらに、バーチャル・セーフティカーは出されなかったものの、ハミルトンやクビアトらが、1コーナーで止まりきれず、エスケープゾーンに逃れている。

 セッション残り6分というところで、ロズベルグの左リヤが1コーナー手前でパンク。タイヤには大きな穴が開いている。その後方ではジェンソン・バトン(マクラーレン)がフロントウイングを大破させる。これは共に排水口の蓋が原因のようで、セッションはここで赤旗。そのままフリー走行1回目は終了となっている。

 結局このセッションはハミルトンがトップ。以下ロズベルグ、ベッテル、リカルド、フェルスタッペンと続いた。マクラーレン・ホンダはフェルナンド・アロンソが13番手、バトンが15番手となっている。

F1モナコGPフリー走行1回目結果

PosDriverTeamTimeGapLaps
1 United KingdomLewis Hamilton  GermanyMercedes 1:15.537   31
2 GermanyNico Rosberg  GermanyMercedes 1:15.638 +0.101 39
3 GermanySebastian Vettel  ItalyFerrari 1:15.956 +0.419 26
4 AustraliaDaniel Ricciardo  AustriaRed Bull Racing 1:16.308 +0.771 29
5 NetherlandsMax Verstappen  AustriaRed Bull Racing 1:16.371 +0.834 30
6 RussiaDaniil Kvyat  ItalyToro Rosso 1:16.426 +0.889 37
7 GermanyNico Hulkenberg  IndiaForce India 1:16.560 +1.023 34
8 MexicoSergio Perez  IndiaForce India 1:16.697 +1.160 28
9 FinlandKimi Raikkonen  ItalyFerrari 1:16.912 +1.375 24
10 SpainCarlos Sainz Jr.  ItalyToro Rosso 1:17.130 +1.593 39
11 FinlandValtteri Bottas  United KingdomWilliams 1:17.562 +2.025 44
12 FranceRomain Grosjean  United StatesHaas F1 Team 1:17.599 +2.062 33
13 SpainFernando Alonso  United KingdomMcLaren 1:17.838 +2.301 27
14 MexicoEsteban Gutierrez  United StatesHaas F1 Team 1:17.909 +2.372 25
15 United KingdomJenson Button  United KingdomMcLaren 1:17.920 +2.383 26
16 BrazilFelipe Nasr  SwitzerlandSauber 1:18.187 +2.650 29
17 DenmarkKevin Magnussen  FranceRenault F1 Team 1:18.274 +2.737 34
18 SwedenMarcus Ericsson  SwitzerlandSauber 1:18.301 +2.764 33
19 BrazilFelipe Massa  United KingdomWilliams 1:18.746 +3.209 10
20 United KingdomJolyon Palmer  FranceRenault F1 Team 1:18.871 +3.334 22
21 IndonesiaRio Haryanto  United KingdomManor Racing 1:20.528 +4.991 28
22 GermanyPascal Wehrlein  United KingdomManor Racing 1:20.868 +5.331 25

 

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 モナコGP
サブイベント 木曜日 practice 1
サーキット モンテカルロ
ドライバー Lewis Hamilton
記事タイプ フリー走行レポート