ルノーの新型パワーユニット。その進歩をデータが証明

レッドブルとルノーが期待する、近々予定されているアップグレード版パワーユニットは、その効果がデータにより確認されている。そしてその新パワーユニットは、今週行われているバルセロナでのテストにおいて、期待通りの結果をもたらしている。

 ルノーは現在、レッドブルとルノーF1チームにアップグレード版のパワーユニットを提供するため、その準備に懸命に働いている。そして、そのパワーユニットにより、シーズン後半の戦闘力が向上することが期待されている。

 このパワーユニットを試したすべてのドライバーは、パワーの増加とドライバビリティの向上に感動している。しかし、実際の前進がどのくらいのものになるのか、それはテレメトリーを確認するしかないとしている。

 ルノーのテクニカルディレクターであるボブ・ベルは、その改善について、最初にレースで使われた時に何をもたらすのか、データを検証している。

「エンジンはすべて計測されており、我々は探しているモノが何か分かっている。そして、データを介してすべてのことを確認することができます」

「伝えられているようなことをエンジンはもたらしているように見える。そうではなかった場合、それは驚きだ。我々がやるべきと考えたエンジンのアップグレードは、すべての兆候を確認できている」

重要なステップ

 ある情報源によると、そのエンジンは通常のサーキットならば、0.4秒程度の効果があるという。つまりスペインGPにおいては、レッドブルがメルセデスに近いところまで上がることが十分にできただろうことを示している。

 この予想値が正しいものなのかどうかという質問をルノーに確認した際、ベルは次のように語った。

「我々はコンマ数秒改善することを望んでいるのは確かだ。しかし正直に言えば、そこまでのゲインはないだろう」

モナコの決定

 アップデート版のパワーユニットは、本来ならばカナダGPで投入される予定だった。しかしその改善により、モナコで投入することが期待されている。

 その最終決定はまだなされていない。そしてベルは、すべての新しいパワーユニットを用意することについて、いくつかの紆余曲折があったと認めている。

「それは明らかな問題点だ。我々はレースにおいて、良好な状態でエンジンを用意しなければならない」とベルは説明する。

「それは目に見える部分だけではない。機械面もそうだ」

「すべては適切にマッピングされなければならず、そしてそれはすべての運用状況に対処していなければならない。なぜなら、V6エンジンが使用され、それには多くの条件がある。そして、エンジンが適切にマッピングされていることを確認しなければならない」

「モナコは他のサーキットとは異なる要素を持っている。非常に低い回転域では、エンジンがすべて良好か、確かめなければならない。ちょうど今、エンジンが確実に、我々が求めた通りに動いているか、確認しているところだ」

2015年から学んだこと

 ベルは昨年の教訓を述べる。ルノーは2015年に最終的なアップデートを投入した際、期待通りの性能を発揮できず、批判された。そしてその事実が、この新しいパワーユニットの投入を急ぐことについて、慎重にさせているという。

「昨年の終盤、ルノーはシーズン最後のアップデートを投入したものの、大騒ぎになった」とベルは言う。

「約束した性能を届けられなかったという批判があった。なので我々は今年、我々がパワーユニットを供給する、もしくはする予定と発言する時には、ワークスチームがに確認してもらえるようにしたい。それは、レッドブルに対しても同様だ」

「我々はもう少し時間をかけたい。そして我々が考えた通り、確実なものにしたい。それは、すべての作業を完了させるために、1日あたり十分な時間があるだけでいい。ほかには何もない。何の理由もないよ」

「しかし、テストの後は楽観視している。我々は良い形でエンジンのことをお知らせしたい。我々はそうすることが適切であると感じた時、アップグレードしたパワーユニットを投入することができるはずだ」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Daniel Ricciardo , Jolyon Palmer , Kevin Magnussen , Max Verstappen
チーム Red Bull Racing , Renault F1 Team
記事タイプ 速報ニュース