ルノー「”将来のベッテル”を自らの力で見つけなければならない」

ルノーF1のマネージングディレクターであるシリル・アビテブールは、将来の”セバスチャン・ベッテル”を自ら生み出す必要があると考えている。

 ルノーF1チームは、2017年のドライバーラインアップをまだ決定していない。それは、現時点で可能なオプションを評価しているからだと思われ、その候補の中には、セルジオ・ペレス、バルテリ・ボッタス、ベルギーGPからマノーのレースドライバーになるエステバン・オコンらが含まれているという。

 ケビン・マグヌッセンは、今季唯一ロシアGPでポイントを獲得したが、ルーキーのジョリオン・パーマーは、まだトップ10フィニッシュを果たせないでいる。

 しかし、ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、彼らはマシンの性能を考慮すればよくやっていると、その立場を擁護する。そしてアビテブールは、すでに名を挙げたドライバーを招聘することはチームの将来にとっては得策ではなく、レッドブルにおけるセバスチャン・ベッテルのようなドライバーを探し出すことこそが、F1で成功をするための方法だと語る。

 アビテブールは言う。

「うまくいけば、我々の現在のラインアップで、人々はそれを実感することだろう。私たちはそれを清算するつもりはない」

「我々はシーズンを成功させる方法を見つける必要がある。しかし、彼らは今与えられているマシンでは、よくやっていると思う。率直に言ってね」

「将来のためにリーダーを持つことは、我々が必要としていることだ。しかし、レッドブルがベッテルを選んだ時、彼はワールドチャンピオンではなかった。そしてレッドブルもチャンピオンチームではなかったんだ。つまり、彼らは共に成長したんだ」

「数年経った後、それは明確に関連付けられる。しかし、当初はそういう状況ではなかった」

「もし我々が目指すべきモデルがあるとすれば、それは明日のベッテルを探すことだ。共に成長し、そしておそらく一緒にチャンピオンになるようなね」

「既存のワールドチャンピオンを高額で招き入れること、これは現代のF1では必要なことではないと思う」

”ベッテル”を育て上げることは、経済面でも有利

 前述の通り、ルノーはかつての栄光を取り戻すため、将来のチャンピオンを、自ら育て上げる方針だ。そしてアビテブールは、このような戦略は、経済的な面でも理にかなっていると言える。つまり、すでに成功したドライバーを引き入れるのは、賢い選択肢ではないかもしれないと言うのだ。

「我々には、将来共にチャンピオンになれるドライバーを育てる能力があると思う。彼はおそらく2017年に我々のチームに加わり、そして2020年には共にチャンピオンになるつもりだ」

 アビデブールは言う。

「それはスポーツの観点からも、そしてマーケティングの視点からも、そして財務的にも優れた戦略であると思う」

「スタードライバーを大金を払って呼び寄せるよりも、コストが低く抑えられるということは、もはや秘密でも何でもない。まぁ、それは素晴らしいチャンスではあるけどね」

「我々はいかなる機会も切り捨てるつもりはないよ。率直に言って、我々は今日のスタードライバーに支払うだけの財務能力を持っている。しかし、私はそのために一生懸命になっているわけではない」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Jolyon Palmer , Kevin Magnussen
チーム Renault F1 Team
記事タイプ インタビュー