ロズベルグ、スペインでの設定ミスを認める

ニコ・ロズベルグは、スペインGPにおけるルイス・ハミルトンとの接触について、スタート時にエンジンの設定を正しい位置に選択しなかったというミスをを犯していたことを認めた。

 メルセデスのチームメイト同士による、スペインGPの1周目の事故の引き金は、その誤ったエンジンモードの結果である。ロズベルグはパワーとかけてターン3を立ち上がろうとした時、その加速力は鈍った。そしてハミルトンはロズベルグを捉えようとした。

 事件の直後、なぜロズベルグのエンジンが間違ったモードになっていたのか、その理由は定かではなかった。しかし、現時点では、彼がグリッド上で正しく設定しなかったことが原因だったと明らかになっている。

「それは間違った位置にあったんだ。正しい位置に設定するのは、僕の仕事だった。それは実に簡単なことなんだ」とロズベルグは説明する。

「それ以上に言うことはない」

 その言葉が指す意味は、良いスタートを決めるために大きなプレッシャーがかかっていたのか? そう聞かれたロズベルグは、次のように答えた。

「それはいつもと一緒だよ。いつも何をしているのか、考えなければいけないね」

「そこではたくさんのことが起こっている。すべてが適切に行われたかどうか確認する手段を考え出さなければならないんだ」

議論については語れない

 ロズベルグは先週のバルセロナテストの際、スペインGPでの事件は過去のモノであり、今後はモナコで勝利することに焦点を当てると明言していた。

 彼はモナコGPの水曜日にもそのことを改めて語ったが、興味深いのは、彼がハミルトンとこの件について語り合ったかどうか、明言を避けた点だ。

「僕らが話さない場合は、それは内部で守っておく必要があるということだ」とロズベルグは語る。

「しかし、ふたりにとってその件は、すでに過去のモノになっているということだけは、言うことができるよ」

「僕らの関係性は、以前と変わらない。コース上に出て行ったら、バルセロナのことなんてもう考えないよ。僕は勝つために全力で挑むつもりだ。そのために、僕はここにきたんだ」

 なぜハミルトンとの話の内容について、秘密にしておく必要があるのか? そう記者に尋ねられたロズベルグは「あなたは僕らのサポーターのために記事を書いてくれている。だから、できるだけ多くの情報を提供するつもりだよ」と語った。

「しかし同時に、僕らはチーム内を良い精神で満たし、そしてレースに勝たなきゃいけないんだ」

「物事にはバランスというものがあり、いくつかのことは共有しない方が良いこともあるんだ」

 チームから秘密にしておくように念を押されたのか? そう聞かれたロズベルグは、次のように答えた。

「もちろん、今回起きたこと、そして全てについて、僕らは話をしてきた」

「しかし、これ(話さないようにという命令)については、何の議論もなかったよ。それについて、議論をする必要性を感じない。それだけだよ」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Nico Rosberg
チーム Mercedes
記事タイプ 速報ニュース