好転期のライコネン「小さな積み重ねで強いプッシュができるようになる」

ライコネンは昨シーズンの不調から打って変わり、自分の流れを取り戻しているようだ。

 昨シーズン、同僚セバスチャン・ベッテルとのポイント争いに苦戦していたキミ・ライコネンは、最近のレースで変わってきている。予選や決勝でもベッテルと競り合うシーンが増え、現状のドライバーズポイントランキングでは、4位のベッテルに対し7ポイント差で5位に位置している。

 今シーズンの彼の好転ぶりについて、その理由がフェラーリが行っている”微調整”によるものだとライコネンはいう。

「それは小さなものばかりさ」彼は語った。

「良いラップタイムには良いマシン作りが欠かせないし、そのマシン作りにはたくさんの要素が関わっている」

「ひとつひとつはとても小さなものだよ。でもその小さなひとつが狂うだけで、ラップタイムに大きく影響するんだ。しかも、1ラップだけ見られる時や、走行距離が長い時ほど顕著に出るよ」

「僕たちは過去数年間で取り組んだ課題から多くのことを学んで、今となってはそれ以上のパフォーマンスができていると思う」

「ドライビングはほぼ完成していると思うけど、まだその他のところで詰めていけると感じているんだ。小さな要素を少しずつクリアにしていくことで、マシンの動きは正確になっていく。そうすると今までよりも強くプッシュしていけるんだよ」

「たったひとつのことだけじゃない。現状をいち早く変えたり、自分自身で良い流れを作り出すためには、そのたくさんの小さな要素をどうするかが重要なポイントになってくる」

 フェラーリは現在コンストラクターズポイントで2位のレッドブルを追いかけている。そして、来週末にはタイトなコースで行われる、シンガポールGPを控えている。昨年のレースではフェラーリ勢が1位と3位、レッドブルは2位という結果だった。

 ライコネンは、今年もフェラーリがシンガポールで勝てるとは限らないと考えている。

「シンガポールGPへの準備が順調に進んでいると思うけど、今シーズンもフェラーリが勝てると言い切ることはとても難しいね」

「シンガポールGPは、スパやモンツァとは全く違ったレイアウトで、条件も異なっているよ」

「僕がそのレースでどこのポジションまでいけるか、みんなは推測するだろう。でも良いポジションにいられなかったとしても、現状の最低ラインは維持できるんじゃないかな」

「僕は何も考えていないよ。実際の順位だけが結果だしね。去年は良かったけど何が起きるかわからないし、いつでも同じようにいけるなんて約束できないさ」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Kimi Raikkonen , Sebastian Vettel
チーム Ferrari
記事タイプ 速報ニュース