5人が”107%ルール”抵触で審議も、予選順位に変更なし

レッドブル、フォースインディア、そしてウイリアムズの3チームは、予選Q1で107%ルールをクリアしていなかったとして、審議対象となっていた。

 レッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペン、フォースインディアのニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレス、そしてウイリアムズのバルテリ・ボッタスの5人のドライバーは、予選Q1でセッション最速ドライバーの107%以内のタイムを計測していなかったとして、審議対象となっていた。

 しかし、スチュワードによる長時間の審議の結果、彼らは予選で確保したグリッドポジションからスタートすることが許可された。

”107%ルール”については、スポーティングレギュレーションの35.1条で、以下のように規定されている。

「Q1の間、ベスト予選ラップタイムがそのセッションの間に達成されたファステストタイムの107%を超えるドライバー、あるいはタイムを達成できなかったドライバーはすべて、レースに参加が認められない。フリー走行で達成したラップタイムは適当であったなど、例外的な状況下では、競技審査委員会によってその車両のレース参加が認められる場合がある」

 つまりスチュワードは、予選Q1のコンディションを”例外的な状況”と認定したというわけだ。しかし、この条項にはこうも書かれている。

「このような方法で受け入れられた一切のドライバーは、その他すべてのペナルティが適用された後で、スターティンググリッド最後尾に着く」

 つまりここまでを全て適用すれば、審議対象となった5人は11番手以降のグリッドからスタートすることになるはずだ。しかしスチュワードは、今回のグリッド決定には35.2条a) iii)を優先したという。

 35.2条a) iii)には、以下のように記載されている。

「前から10のグリッドは、Q3に参加した車両に割り当てられ、最高タイムを記録したドライバーが、前年に開催された時のポールポジションのグリッド位置からスタートする」

 これにより、トップ10のドライバーはQ3に出走したメンバーにより構成されることになった。審議対象となったドライバーが所属するチームは、この35.2条a) iii)の条項を優先すべきだと主張し、それが受け入れられたものと見られている。

 なおスポーティングレギュレーション17.2条により、この決定には抗議できないとした。

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ハンガリーGP
サーキット ハンガロリンク
ドライバー Daniel Ricciardo , Max Verstappen , Nico Hulkenberg , Sergio Perez , Valtteri Bottas
記事タイプ 速報ニュース