5グリッド降格のグティエレス「判定に一貫性がない!」

エステバン・グティエレスは、ベルギーGPのフリー走行でグリッド降格ペナルティを受けたが、「判定に一貫性がない」と嘆いた。

 フリー走行3回目序盤、エステバン・グティエレス(ハース)はピットアウト直後、アタックラップに入っていたパスカル・ウェーレイン(マノー)の進路を妨害してしまい、コース外に押し出してしまった。この一件についてスチュワードは、グティエレスに完全に非があるとして、5グリッド降格のペナルティが科せられることになった。

 一方、同じような状況でセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)を妨害したケビン・マグヌッセン(ルノー)に対しては、ペナルティが科せられることはなかった。

 グティエレスは自分がペナルティを受けたことに対し不満はないが、マグヌッセンがペナルティを受けないことに対し不公平を感じた。

「マグネッセンが何もペナルティがなかったことを考えると、非常に厳しく感じるよね」

 そうグティエレスは語った。

「とても厳しい判定だよ」

「スチュワード側次第の判断になるからこそ、判定には一貫性のあることが最も重要になると思う。でも今回の判定は一貫性がないように感じるよ」

「僕はスチュワードを尊重している。その時の状況を話したんだけど、最終的な判断はね。今回受けたペナルティは仕方のない判定だと納得している。でも同じようなことをした誰は何もペナルティを受けていないんだ。そのことに関しては不公平を感じている」

 グティエレスは、ペナルティの要因をなってしまったインシデントは、アタックランをしているウェーレインが近づいてきていることを、無線で伝えられていなかったからだと語る。

「それは誤解のあるミスだった」

「インシデントがあったその時、ウェーレインが後ろから来る状況をエンジニアから伝えられていなかった。彼はとても速かったし、僕は少しインから離れていたんだ。もし間違った方向に避けてしまっていたらもっと悪い状況になっていただろうから、積極的に動けなかったんだよ」

「ウェーレインがはじめ、左に避けようとしてすぐに右に変更したのを見たんだ。こういう状況はまっすぐ動かないでいる方が安全だと判断した。動いていたらとても危険な状況にさらされていたかもしれない」

 グティエレスは予選を13位で終えたが、グリッドペナルティにより決勝は18番グリッドからのスタートとなる。

ブルーフラッグへのグティエレスの対応

 グティエレスここ数レース、ブルーフラッグを無視したとして批判されることが続いている。例えばドイツGPでの対ダニエル・リカルド(レッドブル)やハンガリーGPでの対ルイス・ハミルトン(メルセデス)などだ。

 ハースチーム代表のギュンター・シュタイナーは、ブルーフラッグを遵守させることでドライバーをアクシデントから守れるメリットがある一方、あるドライバーたちにとってはグリッドペナルティが重く響くデメリットがあることについて語った。

「ブルーフラッグを受けたことに対する、エステバンの判断が間違っているとは思わない。ただそこにハミルトンが走ってきて、彼がエステバンの姿を見ただけだ」

「ルイスはエステバンをオーバーテイクする時、わずか0.2秒しかスローダウンしていなかった。つまりルイスが走る場所にエステバンの姿があっただけで、5秒のペナルティを課されたんだ」

「そしてリカルドとのインシデントも同じ状況だった。それも、ブルーフラッグが出されているマシンをうまく抜けなかっただけだ」

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
イベント名 ベルギーGP
サーキット スパ・フランコルシャン
ドライバー Esteban Gutierrez
チーム Haas F1 Team
記事タイプ 速報ニュース