「F1の買収はファンのためになる」と専門家が語る

リバティ・メディアはF1を盛り上げ、ファンを魅了し続けるだろうとマーケティングの専門家は考えている。

 アメリカの大手メディア企業であるリバティ・メディアが、2017年の第一四半期までにF1の株を80億ドル(約8000億円)で買収するという発表に関する一連の流れについて、スポンサーシップやマーケティングの専門家であるザック・ブラウンは、「CVCが単にお金のことを考えていたやり方とは違って、新たなオーナーたちの戦略が、明るい未来をもたらすと話した。

「リバティ・メディアは、皆さんがご存知のように最も戦略に優れたバイヤーだ」とブラウンは話した。彼は、CSMスポーツ&エンターテイメントのエグゼクティブ・チーフであり、Just Marketing Internationalの創設者でもある。

「内輪で公平性を保ち、自分たちが考えていたことをしてきたCVCとは違って、リバティ・メディアはこのスポーツを広範囲に渡ってフォローしている。CVCは7年から10年の間そういう形でやってきて、彼ら自身や株主たちが魅力的な見返りを手にしていた」

「しかし、リバティ・メディアはもっとF1を成長させることに集中しており、最終的には、ファンのことを最重要視したいと考えている。レースを楽しむファンや若いファンを魅了し続ける限り、他のこともうまくいくよ。チームが喜べばスポンサーやテレビもハッピーだ」

「だから我々はファンのことを大いに注目しているし、このスポーツで健全にバランスを取れると思う。スポーツが健全になれば、チームもそうなる」

「F1が良くなれば、スポンサーを探すのも簡単になるし、スポンサー側も喜んで資金を提供してくれるだろう。みんなにとっていいことだ」

小規模チームの繁栄への手助け

 ブラウンのF1への不満のひとつが、近年のF1では小規模のチームが、巨大なトップチームと比べて財政的に厳しく扱われてきたことだ。

「チームと2020年までの協定が結ばれているが、F1の経済システムは、チーム以上に、必要とされているほどバランスが取れていないことは間違いない」とブラウンは語った。

「どんなビジネスでも、本当に持続可能であるためには、全体の経済システムが健全であることが必要だと思う」

「2021年に新しい合意がされると思うが、リバティはこのスポーツにとって何が最も健全かを考えると思う。健全なチームの方が、借金まみれのチームよりも良いということには皆同意してもらえるだろう」

「フランチャイズのことを言っているのではない。だが世界のフランチャイズされたスポーツチームを見てみると、例えばLAクリッパーズは20億ドル(2千億円)で2014年に買収されている。彼らはその価値を正しく理解している」

「F1のグリッド後方のチームはそうではない。それに対処する必要がある。彼らは理解するだろうが、どう理解するかは時間が教えてくれるだろう」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Zak Brown
記事タイプ 速報ニュース