【F1アブダビGP】FP2:トップタイムはハミルトン。磐石のロングランペースを発揮

F1最終戦アブダビGPのフリー走行2回目が行われ、ルイス・ハミルトンがトップタイムを記録した。

 F1最終戦アブダビGPのフリー走行2回目が、夕暮れのヤス・マリーナ・サーキットで行われた。気温26℃、路面温度29℃というコンディションで始まったセッションでトップタイムを記録したのは、メルセデスのルイス・ハミルトンだった。

 トワイライトレースとなるアブダビGPはコンディションの変化が大きいということもあり、予選と決勝が行われる時間帯のこのセッションは、非常に重要なセッションとなる。

 セッションがスタートし、ハース、マノー勢に加えてマクラーレンのフェルナンド・アロンソがソフトタイヤを装着し、ピットから飛び出していった。そのアロンソが1分44秒624でセッション序盤のトップタイムを記録するも、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが1.2秒以上これを上回った。

 ベッテルのチームメイトのキミ・ライコネンはスーパーソフトタイヤで走行し、1分42秒808のタイムを残した。

 セッション11分経過時、トロロッソのダニール・クビアトがターン17でスピンを喫し、コースアウト。なんとかウォールに当たらずにピットまで戻ってくることができた。左リヤタイヤのパンクによるスピンのようにも見え、フリー走行1回目に同じタイヤをパンクしてマシンを止めたクビアトにとっては、大きな不安要素となった。

 ウイリアムズのバルテリ・ボッタスが、スーパーソフトタイヤでライコネンのタイムに1000分の1秒差まで迫った。

 メルセデスのニコ・ロズベルグ、ルイス・ハミルトンはソフトタイヤで走行を開始。ロズベルグは走行5周目に、スーパーソフトのライコネンから0.037秒差の3番手タイムを残した。ハミルトンはセクター1では何度も自己ベストを更新するものの、セクター2をまとめることができず。バランスに不満を訴えているようだ。

 セッションが30分を過ぎようとする頃、ベッテルが最初にウルトラソフトタイヤを装着して走行を開始。1分41秒404というタイムでトップに浮上した。ベッテルは1周タイヤを休ませもう1度アタックに向かい、1分41秒130までタイムを縮めた。

 セッション残り1時間を切り、多くのマシンがウルトラソフトタイヤを履いて続々とピットアウト。このタイミングで、FP1でトラブルに見舞われたマクラーレンのジェンソン・バトンもソフトタイヤでコースインした。

 アタックに入ったレッドブルのマックス・フェルスタッペンは、セクター2で全体ベストを記録したものの3番手止まり。ロズベルグがベッテルを0.19秒上回ってトップに立ったが、ハミルトンがこれをさらに0.079秒を上回ってトップに立った。

 セッション残り42分、ウイリアムズ、メルセデスの4台がウルトラソフトタイヤでのロングランを開始。ベッテルはソフトタイヤで走行を開始した。

 ベッテルは1分46秒前半のタイムでソフトタイヤでのロングランをスタート。ウルトラソフトタイヤでロングランをしているボッタスは、ウルトラソフトでの11周目にはタイヤの性能劣化を訴え、ロズベルグは13周でウルトラソフトでの走行を切り上げて、ソフトタイヤで走行を開始するなど、ウルトラソフトでの走行は多くのドライバーが10周前後で切り上げている。

 ベッテルは20周以上走ったソフトタイヤで、1分47秒中盤のタイムを安定して出していたが、セッション残り10分を切ってギヤボックスのトラブルでコース上にマシンを止めてしまった。フェラーリとベッテルは、今季何度もギヤボックスにトラブルを抱えているが、またしても問題が発生してしまった。

 メルセデスのソフトタイヤでのペースはかなり速く、1分45秒後半のタイムを並べた。20周ほどを走ってもほとんどペースを落とさない2台は、1分46秒前半のタイムのままロングランを終えた。ただ、コンマ数秒ずつハミルトンの方が良いペースのようだ。

 レッドブルのダニエル・リカルドもロングランのペースが良く、メルセデスの2台に唯一挑むことができるようなペースを残した。マックス・フェルスタッペンは加速感の不足を訴え、ロングランを中断している。

 トロロッソの2台は共にトラブルを抱え、わずかな周回数でセッションを終えることになった。

 明日のフリー走行3回目は14時(日本時間19時)よりスタートする。

Formula 1 2016 アブダビGP フリー走行2回目結果

Cla#DriverChassisEngineLapsTimeGapIntervalkm/h
1 44  Lewis Hamilton  Mercedes Mercedes 36 1'40.861     198.237
2 6  Nico Rosberg  Mercedes Mercedes 38 1'40.940 0.079 0.079 198.082
3 5  Sebastian Vettel  Ferrari Ferrari 31 1'41.130 0.269 0.190 197.709
4 33  Max Verstappen  Red Bull TAG 24 1'41.389 0.528 0.259 197.204
5 3  Daniel Ricciardo  Red Bull TAG 33 1'41.390 0.529 0.001 197.202
6 7  Kimi Raikkonen  Ferrari Ferrari 34 1'41.464 0.603 0.074 197.059
7 77  Valtteri Bottas  Williams Mercedes 35 1'41.959 1.098 0.495 196.102
8 11  Sergio Perez  Force India Mercedes 35 1'42.041 1.180 0.082 195.944
9 27  Nico Hulkenberg  Force India Mercedes 36 1'42.264 1.403 0.223 195.517
10 19  Felipe Massa  Williams Mercedes 36 1'42.268 1.407 0.004 195.509
11 14  Fernando Alonso  McLaren Honda 33 1'42.366 1.505 0.098 195.322
12 22  Jenson Button  McLaren Honda 24 1'42.823 1.962 0.457 194.454
13 21  Esteban Gutierrez  Haas Ferrari 35 1'43.012 2.151 0.189 194.097
14 8  Romain Grosjean  Haas Ferrari 17 1'43.108 2.247 0.096 193.917
15 30  Jolyon Palmer  Renault Renault 33 1'43.272 2.411 0.164 193.609
16 31  Esteban Ocon  Manor Mercedes 35 1'43.600 2.739 0.328 192.996
17 94  Pascal Wehrlein  Manor Mercedes 33 1'43.754 2.893 0.154 192.709
18 12  Felipe Nasr  Sauber Ferrari 36 1'43.903 3.042 0.149 192.433
19 9  Marcus Ericsson  Sauber Ferrari 34 1'44.045 3.184 0.142 192.170
20 20  Kevin Magnussen  Renault Renault 25 1'44.117 3.256 0.072 192.037
21 55  Carlos Sainz Jr.  Toro Rosso Ferrari 5 1'44.478 3.617 0.361 191.374
22 26  Daniil Kvyat  Toro Rosso Ferrari 4 1'45.948 5.087 1.470 188.718

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
イベント名 アブダビGP
サーキット ヤス・マリーナ・サーキット
記事タイプ フリー走行レポート