F1アメリカGP FP2:ロズベルグがトップタイム。2番手リカルドがメルセデス勢の間に分け入る

アメリカGP FP2は、ロズベルグがトップタイムを記録。トップ3のタイム差は約0.2秒だ。

 現地時間14時(日本時間午前4時)よりアメリカGP FP2はスタートした。気温21℃と路面温度37℃、午前に比べて気温が3℃、路面温度が10℃以上上昇している。

 セッションがスタートし、まずコースインしたのはハースのロマン・グロージャンとエスティバン・グティエレスだ。ふたりはFP1終了残り3分前でピットアウト時にトラブルを抱え、満足に走行することができなかった。その後、FP1に引き続き再びソフトタイヤを装着したフェラーリ勢がコースイン。セバスチャン・ベッテルが1分38秒892、キミ・ライコネンがその0.038秒差のタイムをマークした。

 セッション開始10分後に、メルセデスのルイス・ハミルトンがユーズドのミディアムタイヤ、同僚のニコ・ロズベルグがユーズドのソフトタイヤでコースインする。一方のレッドブル勢はソフトタイヤを装着している。まずロズベルグが1分38秒082でトップタイムをマーク。レッドブルのマックス・フェルスタッペンはその約0.4秒落ち、ハミルトンは0.3秒落ちのタイムを記録した。

 セッション開始15分後にマノーのエスティバン・オコンは、第3セクターのコーナーでスピンし、リヤからコースオフ。彼はグラベルに入り、クラッシュを間逃れた。その間にレッドブルのダニエル・リカルドが1分38秒529をマークし、メルセデス勢の約0.1秒前につけた。

 フェラーリ勢はスーパーソフトに履き替え、再びコースインした。アタック中のライコネンは、ターン19で大きくコースアウト。リヤが安定せずに安全な場所へ逃げたとラジオで話した。その間にベッテルが、1分38秒178とタイムアップ。ソフトタイヤとのタイム差は約0.7秒だ。

 セッション開始28分、スーパーソフトのニコ・ヒュルケンベルグ(フォースインディア)が1分38秒508を記録し、ソフトタイヤのリカルドのタイムを0.021秒上回った。その間にメルセデスとレッドブルもスーパーソフトに履き替え、コースインした。フェルスタッペンは1分38秒258を記録するも、リカルドはこれを大きく上回り1分37秒552。ハミルトンは0.097秒差でリカルドに届かない。ロズベルグは1分37秒358を記録し、再びトップタイムだ。

 セッション開始38分で、上位チームが再びピットインし、ロングランに備える。その間、ヒュルケンベルグもスーパーソフトでタイムアップし、1分38秒568を記録した。フォースインディアのふたりは、タイムアタックに失敗したライコネン以外の上位勢に約0.2秒差まで迫っている。その後、スーパーソフトのマクラーレンのフェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンが、フォースインディア勢の0.1秒差で続く。

 メルセデス勢は、スーパーソフトでロングランを開始。リカルドもユーズドのスーパーソフトでピットアウトする。ベッテルはソフトタイヤでのロングランだ。一方のライコネンはスーパーソフトを履き、ベッテルとはプログラムを分けた。

 セッション残り35分でレッドフラッグが振られる。S字区間(ターン3−4−5)に落ちているデブリを回収する為だ。ドライバーたちは一度ピットインし、タイヤを冷やさないようにマネジメントする。無事にデブリは回収され、約5分でレッドフラッグは解除された。

 セッション残り20分という時点で、ターン11の手前でルノーのジョリオン・パーマーがスピンを喫するが、無事にコースに復帰する。

 FP2でスーパーソフトを使用したリカルドがメルセデス勢に分け入り、トップ3のタイム差は0.2秒差。アタックラップだけを見れば、混戦模様である。ライコネンはコースオフしたことでタイムアップをすることができず、10位に沈んでいる。上位5台の後方には、フォースインディアとマクラーレンが入った。しかし4位のベッテルから15位のクビアトまでは約1秒差であり、タイムがかなり拮抗している。なお、ロングランによるタイヤのでグラデーションについては後ほど詳しく分析する。

 明日のFP3は現地時間10時(日本時間午前0時)よりスタートする。

ClaDriverChassisEngineLapsTimeGapInterval
1  Nico Rosberg  Mercedes Mercedes 33 1'37.358    
2  Daniel Ricciardo  Red Bull TAG 33 1'37.552 0.194 0.194
3  Lewis Hamilton  Mercedes Mercedes 32 1'37.649 0.291 0.097
4  Sebastian Vettel  Ferrari Ferrari 35 1'38.178 0.820 0.529
5  Max Verstappen  Red Bull TAG 27 1'38.258 0.900 0.080
6  Nico Hulkenberg  Force India Mercedes 32 1'38.508 1.150 0.250
7  Sergio Perez  Force India Mercedes 31 1'38.568 1.210 0.060
8  Jenson Button  McLaren Honda 29 1'38.713 1.355 0.145
9  Fernando Alonso  McLaren Honda 30 1'38.801 1.443 0.088
10  Kimi Raikkonen  Ferrari Ferrari 31 1'38.865 1.507 0.064
11  Carlos Sainz Jr.  Toro Rosso Ferrari 31 1'38.971 1.613 0.106
12  Kevin Magnussen  Renault Renault 23 1'39.159 1.801 0.188
13  Felipe Nasr  Sauber Ferrari 28 1'39.189 1.831 0.030
14  Valtteri Bottas  Williams Mercedes 34 1'39.197 1.839 0.008
15  Daniil Kvyat  Toro Rosso Ferrari 36 1'39.202 1.844 0.005
16  Felipe Massa  Williams Mercedes 30 1'39.281 1.923 0.079
17  Jolyon Palmer  Renault Renault 34 1'39.455 2.097 0.174
18  Romain Grosjean  Haas Ferrari 24 1'39.554 2.196 0.099
19  Esteban Ocon  Manor Mercedes 27 1'40.086 2.728 0.532
20  Esteban Gutierrez  Haas Ferrari 26 1'40.114 2.756 0.028
21  Marcus Ericsson  Sauber Ferrari 28 1'40.219 2.861 0.105
22  Pascal Wehrlein  Manor Mercedes 31 1'41.131 3.773 0.912

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 アメリカGP
サーキット サーキット・オブ・ジ・アメリカズ
ドライバー Carlos Sainz Jr. , Daniel Ricciardo , Fernando Alonso , Jenson Button , Kimi Raikkonen , Lewis Hamilton , Max Verstappen , Nico Hulkenberg , Nico Rosberg , Sebastian Vettel , Sergio Perez
記事タイプ フリー走行レポート