F1シンガポールGP FP1:フェルスタッペンが首位発進。リカルドも2位でレッドブル1-2

フリー走行1回目、レッドブルが良いスタートを迎えた一方、メルセデスは4位&5位に終わったが……

 F1第15戦シンガポールGPフリー走行1回目が行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録した。

 気温31度、路面温度38度というコンディションでスタートしたシンガポールGPのFP1。ほぼ赤道直下の国であり、夕方にもかかわらず灼熱のコンディションである。

 まずはロマン・グロージャン(ハース)がコースイン。その他続々とコースインし、1周のインスタレーションラップを終え、ピットに戻ってくる。キミ・ライコネン(フェラーリ)は最初からウルトラソフトを装着。レッドブルのダニエル・リカルドはマシンにピトー管をつけていた。

 開始早々、ジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)がピットレーン入り口手前でストップ。バトンは『止まっちゃってコースには戻れない』と無線で訴える。これで、早々にしてバーチャルセーフティカー(VSC)が宣言された。バトンはマシンの電源を落とし、マーシャルにマシンを押されてピットに戻った。

 フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)はウルトラソフトタイヤでコースイン。今回はハロのテストを行っている。メルセデスのルイス・ハミルトンもハロを着け、フォースインディアのニコ・ヒュルケンベルグもこのデバイスを試している。

 セッション序盤、今回でF1参戦200戦目を迎えるニコ・ロズベルグ(メルセデス)が1'47''936を計測。すでに昨年のFP1のタイムを超えてきた。しかしすぐに、ハロを装着したままタイムアタックをしたハミルトンは1:47.436でロズベルグを上回った。フェラーリのキミ・ライコネンは1'49''391を記録する。

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンは走行中にターン21アウト側のウォールにヒットしてしまうも、大事には至らず。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は1'47''731でトップタイムを更新した。

 そのベッテルもターン21アウト側のウォールにヒット。ホイールが壁に擦れ、火花が散った。これでベッテルはピットに入ったが、問題はなかったようで、タイムも換えずにすぐコースに復帰した。

 セッション序盤にストップしたバトンはマシンの修復が間に合い、今度はウルトラソフトタイヤを履いてコースイン。その間にフェルスタッペンは1'47''335でトップに浮上する。

 グロージャンはガレージ内で、タイヤやフロントウイングなどを外し、スタッフが作業を行っている。インダクションのエア漏れをチェックしているようで、チームはツイッターで「もうセッションはおしまい」と配信した。

 ソフトタイヤに交換したロズベルグが1'46''513でトップタイムをマーク。アロンソはスーパーソフトタイヤで1'48''394で7番手タイムを計測する。その直後、ベッテルがセクター3でタイムを削り、1'46''287でトップへ。彼はウルトラソフトタイヤを履いている。このベッテルを上回ったのはフェルスタッペン。彼は1'46''229を記録した。さらにリカルドが1'45''872。カルロス・サインツJr.もタイムを更新して5番手へ。ハロを外したハミルトンはソフトタイヤで4番手に入ってきた。

 残り30分頃、フェルスタッペンが1'45''823でトップタイムをさらに更新する。ここ数戦苦戦が続いてきたクビアトは7番手につけて、チームメイトのサインツと共に好調ぶりをアピールしている。

 セッション終盤、バトンが『スロットルの反応が悪い』と無線で訴えた。FP1開始早々に続き再びトラブル発生のようである。

 残り13分、ロズベルグはターン18でウォールに突っ込み、フロントウイングが脱落。左のフロントタイヤもパンクしてしまった。ロズベルグはなんとか自力でピットに戻ったが、それ以降コースに出ることはなかった。

 そしてチェッカーフラッグ。トップタイムは前述のフェルスタッペンがマークした1'45''823。レッドブルはリカルドも2番手に入り、1-2と幸先のいいスタートを切った。そのリカルドは最高速でも4番手である。

 フェラーリはライコネンがセッション最後にタイムを更新して6番手。チームメイトのベッテルは3番手でこのセッションを終えた。

 このフリー走行で新旧2種類のエアロパッケージを比較テストすると言っていたトロロッソが7番手と8番手の好タイム。今後のセッションに期待がかかる。

 順位だけを見ればレッドブルとフェラーリが優勢に見えるが、ほとんどのマシンがウルトラソフトを履く中、メルセデス勢はソフトタイヤでの4、5位。まだまだ手の内を見せていない感がある。

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 シンガポールGP
サブイベント 金曜 フリー走行1
サーキット シンガポール市街地コース
記事タイプ フリー走行レポート