F1ベルギーGP FP2:レッドブルが1-2。スーパーソフトのロングランは厳しいか?

F1ベルギーGPのFP2が行われ、マックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録した。

 ベルギーGPのフリー走行2回目は、1回目と比較すると気温と路面温度が大幅に上がった。そのため、パドックでは「スーパーソフトタイヤは使いにくいんじゃないか」との声が多く聞かれる。

 最初のトップタイムを記録したのはフェラーリのキミ・ライコネンで、1分49秒782。彼はソフトタイヤを履いていた。続いてトップタイムを塗り替えたのはルイス・ハミルトンで、彼はピレリの”強化版”テストタイヤを履いた。

 この直後、ルノーのジョリオン・パーマーがパワーを失い、コース脇にストップ。これでバーチャル・セーフティカーが発動されたが、パーマーはMGU-Kのリスタートに成功し、ピットまで戻ってくることができた。ピットに戻る・戻らないでは、その後走行を重ねられるかどうかにかかってくるため、非常に重要なのだ。

 セッション開始から30分が過ぎると、徐々にスーパーソフトタイヤを履くマシンも出てくる。そして、この状況で速さを見せたのは、フォースインディアの2台。彼らは一時、タイムシートの1-2を占めるシーンもあった。

 その後、レッドブルの2台がこれを上回り、フェラーリのセバスチャン・ベッテルも、この中に加わってきた。

”熱”の問題が心配されたスーパーソフトだが、やはり1発のタイムは速い。マシンによって多少異なるが、0.8〜1秒以上、ソフトタイヤのペースよりも速いようだ。

 メルセデスの2台は、ニコ・ロズベルグが6番手、ルイス・ハミルトンが13番手と、後方に沈んだ。彼らはスーパーソフトタイヤを今回のグランプリに4セットしか持ち込んでおらず、うち1セットはQ3専用タイヤ。さらにはフリー走行1回目でも1セットを使ってしまった。つまり、残りはわずか2セットであり、ここで使うわけにはいかなかったのだ。

 ただ1発では速いスーパーソフトだが、ロングランでは厳しいかもしれない。各車がスーパーソフトタイヤを履いた際のデグラデーションは非常に大きく、すぐにソフトやミディアムのペースが、これを上回ってしまうのだ。もし、気温が今日と同じようであれば、予選ではスーパーソフトが勝るものの、決勝では逆になる可能性も十分にある。この点は、明日以降も要注目である。

 なお、水漏れが発生した影響でフリー走行1回目を走ることができなかったフェルナンド・アロンソは、パワーユニットを乗せ変えてこのセッションを無事に走行。12番手に終わった。また、エステバン・オコンという新たなチームメイトを得たマノーのパスカル・ウェーレインは奮闘し、11番手につけた。

F1ベルギーGPフリー走行2回目結果

ClaDriverChassisEngineLapsTimeGapInterval
1  Max Verstappen  Red Bull TAG 27 1'48.085    
2  Daniel Ricciardo  Red Bull TAG 27 1'48.341 0.256 0.256
3  Nico Hulkenberg  Force India Mercedes 30 1'48.657 0.572 0.316
4  Sebastian Vettel  Ferrari Ferrari 27 1'49.023 0.938 0.366
5  Sergio Perez  Force India Mercedes 27 1'49.100 1.015 0.077
6  Nico Rosberg  Mercedes Mercedes 33 1'49.161 1.076 0.061
7  Kimi Raikkonen  Ferrari Ferrari 30 1'49.244 1.159 0.083
8  Romain Grosjean  Haas Ferrari 20 1'49.419 1.334 0.175
9  Jenson Button  McLaren Honda 23 1'49.419 1.334 0.000
10  Esteban Gutierrez  Haas Ferrari 23 1'49.648 1.563 0.229
11  Pascal Wehrlein  Manor Mercedes 31 1'49.716 1.631 0.068
12  Fernando Alonso  McLaren Honda 30 1'49.772 1.687 0.056
13  Lewis Hamilton  Mercedes Mercedes 33 1'49.782 1.697 0.010
14  Daniil Kvyat  Toro Rosso Ferrari 25 1'49.916 1.831 0.134
15  Marcus Ericsson  Sauber Ferrari 27 1'50.083 1.998 0.167
16  Valtteri Bottas  Williams Mercedes 19 1'50.151 2.066 0.068
17  Felipe Massa  Williams Mercedes 29 1'50.157 2.072 0.006
18  Carlos Sainz Jr.  Toro Rosso Ferrari 25 1'50.194 2.109 0.037
19  Kevin Magnussen  Renault Renault 34 1'50.375 2.290 0.181
20  Jolyon Palmer  Renault Renault 32 1'50.562 2.477 0.187
21  Esteban Ocon  Manor Mercedes 25 1'50.659 2.574 0.097
22  Felipe Nasr  Sauber Ferrari 24 1'50.719 2.634 0.060

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ベルギーGP
サーキット スパ・フランコルシャン
ドライバー Daniel Ricciardo , Max Verstappen
記事タイプ フリー走行レポート