ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】

【F1メカ解説】トロロッソのリヤウイングフラップ

トロロッソが2016年シーズンのために送り込んだマシンの細部は、実に素晴らしい。特にリヤウイングは、興味深さと新しい解決策の双方をソリューションを盛り込んでいる。

 中国に到着したトロロッソのリヤウイングには、テストのために新しいアッパーフラップが搭載されていた。

 これには、ふたつの注目点がある。ひとつは、大きなキャンバー角が付いた後端部分です。これは間違いなく、全体の気流がどう移動するかという面に影響を与えるだろう。また、フラップの中央部分と両端で、その湾曲の形状が異なっているが、これはフラップと翼端板の接合部で発生する渦の形状を制御するためのものと考えられる。その効果を狙っているのは、翼端板のアッパーフラップの前の部分に細かなルーバーが開けられていることからも、間違いないと思われる。

 アッパーフラップの後端中央部分は、上記のような結果、V字形状を形づくっている。これは、できるだけ少ないドラッグで、ダウンフォースを得るための方法である。これにより、一貫したバランスをドライバーに提供し、コーナーを攻めることが出来るようにしているのだろう。

Additional reporting by Matt Somerfield

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 中国GP
サーキット 上海国際サーキット
チーム Toro Rosso
記事タイプ 分析
Topic ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】