ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】

【F1メカ解説】マクラーレンの改良版フロントウイング

マクラーレンは、MP4-31のパフォーマンスを改善させるための作業を続けている。カナダには、改善されたフロントウイングを持ち込んだ。

 マクラーレンはすでにスペインで大規模なアップデートを実施。今回持ち込んだのは微調整されたもので、ウイングそのものの性能向上だけを目指したものではなく、気流の下流に及ぼす影響を考えてのものであるようだ。

 翼端板の後部(緑色で強調された部分)は、フロントタイヤ周りを流れる気流をより外に向かって流すように調整されている。

 また、アッパーフラップの内側(黄色で強調されている部分)にあった切り込みはなくなっていて、フロントウイング中心の平坦部分とフラップが設定されている部分の境界線で発生する渦を変更することが狙われているようだ。

 なお、バトンは翼端板後部の湾曲が小さい、従来タイプのフロントウイングを使用しているが、アッパーフラップの切り込みだけはなくなっている。

 McLaren MP4-31 front wing detail

McLaren MP4-31 front wing detail

Photo by: Giorgio Piola

 

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 カナダGP
サーキット サーキット・ジル・ビルヌーブ
チーム McLaren
記事タイプ 分析
Topic ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】