F1中国GP FP3レポート:路面状況をどう読む? ウエットコンディションでベッテル首位

F1中国GPのフリー走行3回目が行われ、ウエットコンディションの中、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを記録した。

 F1中国GPのフリー走行3回目。現地時刻の12時からセッションがスタートしたが、天候は生憎の大雨。コース上の各所には、大きな水たまりが出来上がってしまっている。F1マシンで走行するには過酷すぎるコンディションであり、なかなかマシンがコースインしていかない。

 最初のコースインしていったのは、ウイリアムズのバルテリ・ボッタス。セッション開始後15分を経過してからのことだった。当然、装着しているタイヤはウエットタイヤだ。ボッタスに続いてコースインしたのは、チームメイトのフェリペ・マッサで、ウイリアムズの2台が率先して走行していく形となった。

 このウイリアムズにならう形で、ルノーの2台、マクラーレン・ホンダの2台もコースイン。ただ、いずれのマシンもコントロールラインを通過することなく、インスタレーションラップのみでピットに戻っている。

 セッション開始22分を過ぎた頃、ハースのロマン・グロージャンがターン10でスピンしている。

 そんな中、初めて計測に入っていったのがレッドブルのダニール・クビアト。ただ彼も、計測は行わず、こちらもピットに戻っている。

 結局、最初に計測を完了させたのは、フェラーリのキミ・ライコネン。セッションは半分が過ぎた後のことだった。タイムは2分00秒812である。

 ライコネンに続いてウイリアムズの2台、ルノーの2台も計測ラップに入っていくが、ライコネンのタイムを更新することができない。なお、ルノーのジョリオン・パーマーは、左リヤタイヤをパンクさせ、ピットに戻っている。またしても左リヤタイヤのトラブル。この週末に入って4回目の同位置のタイヤのトラブルである。

 36分すぎには、レッドブルの2台がインターミディエイトタイヤを履いてコースイン。ふたりは、タイム計測せずにピットに戻ったが、セクター1とセクター2を見る限りでは、すでにウエットタイヤよりも速かった。

 トロロッソのカルロス・サインツJr.はウエットタイヤで1分59秒865でトップに浮上。2番手にはニコ・ヒュルケンベルグのフォースインディアが、インターミディエイトタイヤで入っている。路面状況は非常に微妙なところにあることがうかがえる。

 この間にセバスチャン・ベッテルもインターミディエイトでアタック。1分57秒351でトップタイムを記録している。結局このタイムを更新する者はなく、このままセッション終了。なお、メルセデスAMGのふたりは、タイムを計測せずに終わっている。

 さて、この後は予選セッションが行われる。この予選もウエットコンディション下で行われることになるかと思うが、いかなる結果が待ち受けているだろうか? 非常に難しいセッションになりそうである。

■フリー走行3回目結果

PosDriverTeamTimeGapLaps
1 GermanySebastian Vettel  ItalyFerrari 1:57.351   3
2 FinlandValtteri Bottas  United KingdomWilliams 1:58.061 +0.710 7
3 MexicoSergio Perez  IndiaForce India 1:58.689 +1.338 4
4 SpainCarlos Sainz Jr.  ItalyToro Rosso 1:58.800 +1.449 9
5 MexicoEsteban Gutierrez  United StatesHaas F1 Team 1:59.526 +2.175 7
6 United KingdomJolyon Palmer  FranceRenault F1 Team 1:59.677 +2.326 7
7 DenmarkKevin Magnussen  FranceRenault F1 Team 1:59.761 +2.410 9
8 GermanyPascal Wehrlein  United KingdomManor Racing 1:59.964 +2.613 8
9 NetherlandsMax Verstappen  ItalyToro Rosso 2:00.150 +2.799 6
10 GermanyNico Hulkenberg  IndiaForce India 2:00.158 +2.807 4
11 BrazilFelipe Nasr  SwitzerlandSauber 2:00.197 +2.846 8
12 FinlandKimi Raikkonen  ItalyFerrari 2:00.812 +3.461 5
13 BrazilFelipe Massa  United KingdomWilliams 2:02.438 +5.087 4
14 IndonesiaRio Haryanto  United KingdomManor Racing 2:02.732 +5.381 5
  Romain Grosjean  Haas F1 Team     4
  Daniil Kvyat  Red Bull Racing     4
  Fernando Alonso  McLaren     3
  Daniel Ricciardo  Red Bull Racing     3
  Jenson Button  McLaren     3
  Lewis Hamilton  Mercedes     2
  Nico Rosberg  Mercedes     2
  Marcus Ericsson  Sauber     1

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 中国GP
サブイベント 土曜日 フリー走行3回目
サーキット 上海国際サーキット
ドライバー Sebastian Vettel
記事タイプ フリー走行レポート