【F1】ブルツ「F1の安全性を高め、時速450kmまで速くするべき」

アレクサンダー・ブルツは、F1マシンの安全性が高まれば、マシンを速くすることでF1の興奮要素を引き上げることができると語った。

 F1で3度の表彰台獲得を経験したアレクサンダー・ブルツは現在、F1ドライバーの選手会組織、グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション(GPDA)の会長を務めている。

 彼はダウンフォースとスピードが大幅に増加したF1を見てみたいと語ったが、それが可能なのは、ドライバーの怪我のリスクが軽減された場合にのみだということを強調した。

「もし僕がF1のビジョンを決めるなら、もっとマシンを速くするだろう」とブルツはmotorsport.comに語った。

「マシンにもっとダウンフォースをつけて、時速450kmが出せるマシンにすることはできるんだ。もっとマシンが安全になれば、市街地という最も過激なコースでレースをすることもできる」

 今年ブルツはコックピット保護デバイス『ハロ』の2017年導入を目指して活動していたが、最終的に導入は2018年まで延期された。彼は安全性をさらに追求することで、多くのファンがF1への興味を失っている理由だと言われる、現行のルールの多くを廃止することができると考えている。

「何千マイルものランオフエリアは必要ない。(マシンが安全になれば)誰も理解していないような制限をする必要はないんだ」と彼は語った。

「(F1の)唯一で根本的な側面は、自宅にいるファンが座ってこう考える必要があることだ。『僕にはこんなこと絶対にできない。もっとも勇気があり、才能のあるドライバーだけがこれをできるんだ』ってね」

「もしマシンが安全でないのなら、レースディレクターはドライバーたちに気を配らなければならないだろう。何かが起こった時に刑務所には行きたくないだろうから。そうなれば、僕たちはまた行き止まりの道に戻ってしまう」

「僕の意見だけど、マシンをもっと安全にして、それ以外はすごくアグレッシブにすべきだ。安全になれば人間の生命が危機にさらされることは減るから。(F1で)あんなスピードで運転していれば、僕らが見てきたように常に危険だけど、僕たちは確率要因に対抗しているんだ」

 ブルツは、もしF1が将来この方向性を採るならば、短期的な思考から離れる必要があると語った。

「これは僕の長期的なビジョンだ。短期的なビジョンしか持っていない人々にはうまくいかないだろう」

「僕が正しいのかどうかは確信できないが、それはグループで決定すればいい話だ」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Alexander Wurz
記事タイプ 速報ニュース
タグ halo