【F1】ポール・リカール「シケインの設置でオーバーテイクが増える」

ポール・リカール・サーキットの代表は、先日発表された2018年フランスGP用のレイアウトは”ベストな選択”と自信を見せる。

 ポール・リカール・サーキットのトップであるステファン・クレアーは、2018年の復活予定のフランスGPで使われるレイアウトが、長いミストラル・ストレートの中間地点にシケインが存在する形になるという決定を支持している。

 ポール・リカールは今月初め、2年後からF1フランスGPを開催することを発表した。これにより、2008年にマニ・クールで開催されて以降行われてこなかったフランスGPが、約10年の時を経て復活することになる。

 このフランスGPのプロモーターは、グランプリに使用されるレイアウトを、著名の”超”ロングストレートであるミストラル・ストレートの中間部分にシケインを設ける形に決定した。前出のクレアーは、このレイアウトはオーバーテイクの回数を増やすのに絶好の形だと考えている。

「グレード1のレイアウトは複数あるが、そのうちいくつかは短く、多くの解決策がある。今回のレイアウトは我々が観るショーとしては面白いもののひとつだ」

 そうクレアーはmotorsport.comに語った。

「ストレートの長さを保つことは、特に意味をなさない。F1にとって面白い状況ではないだろう。マシンは数秒で最高速に達する。フルスピードをキープする意味はないし、ショーとしてもドライビングとしても、見るべきポイントはない」

「しかしシケインを設けることで、追い越しの機会が増し、大きな制動力を必要とすることになる。より魅力的になるだろう」

「それはむしろ、我々が目指したものだ。シケインを通ることによって、ドライバーたちはサインズ(ミストラルストレートエンドに存在する右曲がりの高速コーナー)を(アクセル)全開で駆け抜けることになる。おそらく、選手権で最も速いコーナーになるだろう」

「我々はかなり前にF1と話をした。それは、最も論理的なレイアウトだった。しかしながら、2018年のDRSゾーンに関する特定の要件がある場合、我々はこれを考慮することを嬉しく思うだろう」

「しかし、このレイアウトはF1にとって最も理に適っている。F1は時々このサーキットに来るが、テストで使うのはこのレイアウトではない。なぜなら、彼らはそんなに長いコースを必要としていないからだ。しかしグランプリのためならば、むしろ面白いと思う」

 ポール・リカールには、コースに水を撒くためのスプリンクラーシステムが備わっている。そのため、人工的にウエットコンディションを生み出してのテスト走行が行われることもしばしばある。ただこのシステムは、レースで使うには適していないと、クレアーは語る。

「現実的になろう。クルマがコースにいる際、この散水システムは機能しない。もしコース上に水が欲しいと思うなら、20分間連続してシステムを動かす必要がある。これはレースのために作られたものではないんだ」

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース
タグ paul ricard