【F1】メルセデス「アブダビでのチームオーダー発動は間違っていた」

メルセデスを率いるトト・ウルフは、アブダビGPでチームがルイス・ハミルトンに指示したチームオーダーは間違っていたと認めた。

 ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、F1最終戦アブダビGPでチームメイトのニコ・ロズベルグを従え、トップを走っていた。しかし、そのままの状態ではハミルトンにタイトルがもたらされることはなく、ロズベルグを4位以下に下げる必要性があった。そのためハミルトンは極端にペースを落とし、後続のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)とセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が追い付いてくるのを待った。

 しかしチームは、そのままではハミルトンの優勝すら危ういと考え、無線でペースアップを指示。特に新しいスーパーソフトタイヤを履き、猛烈なペースで追い上げてくるベッテルを警戒した。

 結局、ハミルトンはチームからの指示を無視。彼はレースをコントロールしていたと主張したが、レース後にチームは、レースへのアプローチを考え直さなければならないかもしれないと示唆していた。

 しかしウルフは、レースをしているドライバーたちに、ピットウォールが介入するべきではないと認めた。

「ヒートアップしていると、時々、意思決定をする際に間違ってしまうこともある」

 ウルフはスカイスポーツF1に対して語った。

「我々の心の中、そして考えの中では、このレースも他のレースと同じポイントを与えてくれると思っていた。そして、我々は勝つことに挑戦した……それがドライバーにとって危険にさらされるということを考慮していなかった」

「レースをどのようにうまくやるか、我々は異なった方法で伝えるべきだった。そして後から考えれば、そのまま彼らがレースをするのは、適切な判断だったと考えた」

 先日行われたオートスポーツ・アワードの際、エクゼクティブ・ディレクターのパディ・ロウは、ハミルトンの行為について”問題はないと考えていた”と語った。

「私は素晴らしいレース結果だと思う。チームだけではなく、このスポーツ全体にとっても素晴らしい結果だ。新しいファンをもたらしてくれることにもなるだろう」と、ロウは語った。

「ルイスにスピードアップするよう指示したが、それでも素晴らしい結果だ」

「私は、起きたことは問題なかったと思っている。モナコで起きたことは覚えておく必要があるだろう。その時は我々は、ニコにルイスを先に行かせるよう指示した。彼はコーナーひとつ分の間にそれに従ったんだ。そのちょっとしたバランスについては、考える価値はあると思う」

【関連ニュース】

分析:ロズベルグ、F1引退後の収入・生活はどうなる?

メルセデス”ドライバー”の求人広告を英国誌で掲載

メルセデス、ウェーレインの去就についてザウバーとの議論を中断

ロズベルグの後任候補はアロンソか? メルセデスが示唆

ハミルトン「今季はチームに対し、不快を感じることは確かにあった」

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
イベント名 アブダビGP
サーキット ヤス・マリーナ・サーキット
ドライバー Lewis Hamilton , Nico Rosberg
チーム Mercedes
記事タイプ 速報ニュース