【F1】メルセデス、パディ・ロウ離脱を確認。ボッタス移籍交渉も加速?

メルセデスは、エクゼクティブディレクターのパディ・ロウが、チーム離脱を前提にガーデニング休暇に入っていることを認めた。

 メルセデスは現地時間の火曜日夜、3年半チームと行動を共にしてきたエクゼクティブディレクターのパディ・ロウが離脱することを認めた。チームはロウの代わりに元フェラーリのジェームス・アリソンを獲得すると噂されているが、当のメルセデスは、まだ次の予定を発表する段階にはないとしている。

 とはいえ、2017年シーズンの開幕は刻一刻と迫ってきており、当面の間はアルド・コスタ(エンジニアリングディレクター)、マーク・エリス(パフォーマンスディレクター)、ロブ・トーマス(COO)、ジェフ・ウィリス(テクノロジーディレクター)らを中心に、新車の準備を進めることになるという。

 メルセデスのモータースポーツ部門のトップを務めるトト・ウルフは、ロウが離脱したとしても、それに耐えうる強さがチームにはあると確信している。

「パディは3年半の間、我々が成功を収める上で重要な役割を果たしてきた。メルセデスのモータースポーツ史における重要な時期に対する、彼の貢献に感謝している」

「F1での成功は、単に一個人の力によるものではない。組織の深みと技術力による強さに支えられている」

「我々はここ数年の成功を維持するための才能を抱えている。そして、2017年やそれ以降に向け、さらに強化していく予定だ」

 離脱に際し、ロウも次のようにコメントを残している。

「私はメルセデスでの3年半で、信じられない才能を持つチームの人々と共に働き、素晴らしい成功を収め、そしてそれを満喫することができた」

「私は次の新しい挑戦を楽しみにしているし、メルセデスの皆さんが成功することを祈っている」

ウイリアムズとの交渉は進行中

 メルセデスを離脱したロウはウイリアムズに加入するものとみられているが、契約はまだ確定しておらず、交渉は現在も進行中であるとみられる。しかしメルセデスがロウをガーデニング休暇させたという動きは、特にバルテリ・ボッタスの去就(急遽引退した昨年王者のニコ・ロズベルグの代役として、メルセデス入りする噂が高まっている)に関するメルセデスとウイリアムズの交渉を、迅速に進めるために作用するかもしれない。

 つまりウイリアムズがボッタスの移籍を容認する見返りとして、メルセデスがロウのガーデニング休暇を早々に解くというカードを切るということも考えられるのだ。

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シリーズ F1
チーム Mercedes
記事タイプ 速報ニュース