【F1】レッドブル「ロズベルグが全てを失う可能性はある」

レッドブルはメルセデスのふたりのチャンピオンシップをかけた最後の戦いについて話した。

 今週末、F1は2016年最終戦アブダビGPを迎える。現在メルセデスのルイス・ハミルトンは、同僚のニコ・ロズベルグに12ポイント差をつけられている状況にある。ロズベルグがチャンピオンを獲得するためには、3位以上に入賞することが求められる。

 しかしレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、現場からするとロズベルグが”全てを失う”可能性があると予測している。

 ホーナーはアブダビで開催されたメディアイベントにて、次のように語った。

「ニコは、最終戦で全てを失う可能性がある」

「トップ3でのフィニッシュは可能な話だとは思う。しかし、彼のエンジンやギアボックスの寿命が気になるところだ」

「彼はおそらく誰よりも、自分の今の状況を見つめているだろう。今、ニコはピンチだ」

「一方、ルイスの仕事は、チャンピオンシップへのプレッシャーを背負っているニコよりも簡単だ」

 またホーナーは、セバスチャン・ベッテルがタイトルを獲得した2010年に、フェルナンド・アロンソとタイトルをかけて戦った時のことを例としてあげた。当時の最終戦は5名のドライバーが優勝候補にある大接戦が繰り広げられていた。

「数年前のフェルナンド・アロンソ(当時フェラーリ)を見ているみたいだ。その時のセバスチャン(当時レッドブル)は失うものがなかった。ただレースをして勝つことで、タイトルを勝ち取った」

「しかし当時のフェラーリにとって、(マーク・)ウェーバー(当時レッドブル)の方がチャンピオンシップにおいて脅威的な存在に思えた。だからベッテルではない別のドライバー(ウェーバー)を重点的にマークしていた」

 またホーナーは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドのふたりが、通常通りメルセデスのふたりを追い上げることを主張した。

「私のドライバーたちにとって、今回はチャンピオンシップの戦いではない。だから我々にとって最高の結果を得るために走る」

「もし、日曜日の午後にルイス・ハミルトンと”親善試合”をすることになれば、ふたりともニコよりも先に行くことができる。その時の彼らは自分たちの戦いに集中するだろう」

「もしルイスがリードしていた場合、後ろで行われているレースをバックアップするだろう。それが唯一、彼がチャンピオンシップを掴み取る方法なのだから。面白いレースになりそうだ」

 一方のリカルドは、メルセデスのふたりが最終レースで慎重になるのであれば、さらに強くプッシュすることができると話した。

「スタート後の1周は面白いかもしれないね。ロズベルグのポジションを考えると、ハミルトンが優勝しても表彰台に登れさえすれば勝利することができる。また例えばスタートで5番手に落ちてもレースで3位まで上がってくることができると思う」

「つまり彼はスタート後で3位になる必要がないんだ。もし彼がそうやって慎重に走るのであれば、僕にとって状況は有利になるかもしれない」

「楽しみだね。僕はアドバンテージを受けるためにやってみるよ、みんなと同じようにね。彼らが今週末、プッシュを少し弱めるようであれば、普段なら彼らの方が速いけど、きっと僕たちにも部が回ってくるよ」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 アブダビGP
サーキット ヤス・マリーナ・サーキット
ドライバー Daniel Ricciardo , Lewis Hamilton , Max Verstappen , Nico Rosberg
チーム Mercedes , Red Bull Racing
記事タイプ 速報ニュース