【F1】元F1ドライバーのエステバン・トゥエロ、プロドライバーを引退
1998年にミナルディでF1のフルシーズンを戦ったエステバン・トゥエロが、プロドライバーからの引退を発表した。
写真:: LAT Images
1998年の開幕戦オーストラリアGP。ミナルディのレギュラーシートを獲得したエステバン・トゥエロは、F1デビューレースを迎えた。彼はまだ19歳と320日。マイク・サックウェルとリカルド・ロドリゲスに次ぐ、当時としては史上3番目の若さでのF1デビューだった。その後彼は、フェルナンド・アロンソ、ハイメ・アルグエルスアリ、マックス・フェルスタッペンに年少記録を更新され、現在は第6位である。
この年の彼のハイライトは、サンマリノGPを8位でフィニッシュしたことだ。ただ、この年のトゥエロはわずか4戦の完走に終わった。チームメイトだった中野信治は着実に走って10レースで完走。予選でもトゥエロを圧倒している。
トゥエロは翌年もミナルディとの契約を交わす準備を進めていたが、突如F1を諦め、母国アルゼンチンのレースに出走。以後、様々なカテゴリーで走った。2008年にはClase3選手権でチャンピオンに輝き、同年のFIA GT選手権にも挑戦している。
トゥエロは今週末、アルゼンチンのビエドマで開催されるツーリズモ・ナショナルシリーズの最終ラウンドで、プロドライバーとして最後のレースを迎える。
「今38歳、これまでに30年もレースをしてきた。僕のキャリアに付き添ってくれた全ての人たちに、感謝することしかできない」
トゥエロはそうツイートしている。
「メカニック、スポンサー、スポーティングディレクター、自動車メーカー、シリーズディレクター、同僚、ジャーナリスト、そして友人のみんなに感謝している。 そして最も重要なのは、僕の家族がキャリアの最初から、無条件で支援してくれたことだ」
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