【F1】最下位マノー、売却交渉進行中。メキシコGP仕掛け人が有力候補

アメリカGP開催とメキシコGP復活の仕掛け人が、マノー買収の有力候補に浮上したようだ。

 オースティンでのアメリカGPを最初に構想したプロモーターであり、2015年に復活したメキシコGPのオーガナイザーでもあるタヴォ・ヘルムンドは、テキサス州の投資家たちと組み、マノーF1チームの買収を検討しているようだ。

 彼は1年以上前からチームと話し合いをし、現在は契約の締結間近であるという。

 マノーの現在のオーナーであるスティーブン・フィッツパトリックはシーズン最終戦のアブダビGPで、名前は明かさなかったものの投資家とチームの売却条件について同意したと認めており、それが今後数週間で進展する可能性がある。

「具体的なことはあまり言えないが、いくつかの投資家と議論をしている。そうだね、(議論が行われているのは)ここ半年の間だと言っておこう」とフィッツパトリックは語っている。

「交渉当初から明確だったことだが、現在のF1では資金とパフォーマンスがイコールだということを、私は受け入れた」

「だからチームに資金をもたらし、チームの発展と進歩を助けようとすることに、私は非常にオープンだった。もしそれが別の投資家を招くことであっても、私は喜んでそうするだろう。たとえ多数の投資家であったとしてもね」

「現時点では、投資家と条件面で合意したがまだ進行中の案件であるため、詳細を話すことはできない」

 またヘルムンドは、F1の最高権力者であるバーニー・エクレストンと長年の友人であるため、今回の契約締結をバーニーは祝福するだろう。

 雨のブラジルGPでザウバーのフェリペ・ナッセがポイントを獲得したことにより、マノーはコンストラクターズチャンピオンシップでザウバーに抜かれてしまったが、このことがヘルムンドの計画に影響を与えたとは考えられていない。

 マノーは今年フィッツパトリックのオーナーシップの下、競争力のあるシーズンを楽しんだ。2014年末には破産寸前だったチームの立て直しには、レースディレクターのデイブ・ライアンが重要な役割を果たした。

 このチームは他にも、元フェラーリチーフデザイナーのジョン・マクウィリアムをテクニカルディレクター、ニコラス・トンバジスを空力部門のチーフに据え、元トロロッソのルカ・フルバットがチーフデザイナーを務めている。また、ベネトンやマクラーレン、フェラーリで働いていたパット・フライがトラックエンジニアを務めるなど、多くの優れた人材の助けを受けている。

 さらにマノーはメルセデスと提携し、メルセデスのパワーユニットを使用。また、ブラックリーにあるメルセデス所有の風洞を使うことができる。

 ヘルムンドとの契約がまとまった場合でも、フィッツパトリックはチームに残り、何らかの役目を果たすとみられている。

 マノーのドライバーは未だ決まっておらず、今年のドライバーだったエステバン・オコンはフォースインディアに移籍、パスカル・ウェーレインは引退を発表したメルセデスのニコ・ロズベルグの後任の有力候補とみられている。

【関連ニュース】

マノー、新たな投資家と合意。「ザウバーに抜かれたのは痛かったが驚きではない」

ウェーレイン、ロズベルグ後任候補に名乗り「準備はできている」

フォースインディア「ウェーレインは才能あるドライバー。将来は明るい」

ナッセ「ブラジルでのポイント獲得が将来に繋がることを願う」

ナッセ、スポンサーを失うもザウバーとの交渉継続。「できることは何でもやる」

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
チーム マノー
記事タイプ 速報ニュース