【F1】2017年のF1カレンダー正式承認。ル・マン24時間とのバッティング回避

　ウィーンで行なわれている世界モータースポーツ評議会で、来季のF1カレンダーが正式に承認された。

　今年は、初開催となったバクーでのヨーロッパGPと同じ週末に、84回目の開催を数える伝統的な耐久レース、ル・マン24時間が開催された。

　来季の暫定スケジュール上でもこの2イベントは日程が重なっており、ヨーロッパGP主催者は日程の変更を熱望していた。

　初期の暫定スケジュールでは、バクーは6月18日決勝とされていたが、今回の決定でその翌週に移動された。

　バクーの他、レッドブルリンクで行われるオーストリアGPとシルバーストンで行われるイギリスGPも、元の予定日から1週間開催が遅くずれ込んだ。その結果、イギリスGPはニューヨークで行われるフォーミュラEと日程がバッティングしてしまった。

　カレンダーからは正式にドイツGPが消滅。シンガポールGPとマレーシアGPの開催が入れ替わり、マレーシアGPは日本GPとの連戦になった。

　カナダGPとブラジルGPについていた、”暫定扱い”も正式に取り除かれている。また、ハンガリーGPとメキシコGPにも日程変更が加えられている。