【F1】バーニー「何が良いのかわからない今のルールは馬鹿馬鹿しい。簡素化すべき」

バーニーは、最近よく取り沙汰されている危険運転へのペナルティやルールに関して自身の考えを明かした。

 F1のCEOであるバーニー・エクレストンは、最近のF1が過度に規制されていることを強調し、特に危険運転に関係するトラブルに対して不満を抱いている。そのトリガーとなったのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンのレース中の行為だ。

「一般的に言えば、もっとルールの見通しを良くすべきだ」とバーニーは語った。

「規則と規制があまりにも多い。今のF1には弁護士や医師、また今日のF1で何が起きるのかという神の御告げが必要だ」

 エクレストンはF1の競技規則の作成責任者であるチャーリー・ホワイティングに対し、新たなスタートを切ることが必要だと考えている。

「古い家を修理することはできない。だから家の土台を引っ張ってきて、もう一度新しくスタートするべきだ。彼はそれをするのに十分な人材を持っている。我々が待つ必要はない」

 またエクレストンはペナルティの脅威がレースを台無しにしていると考えている。

「我々が自分たちでルールを作るべきだ。今のルールは『レースすることは禁じられている。とにかく何をするのにも競争はしないこと』といっているようなものだ」

「今のルールはできることとできないこと、全てを取り除いたルールになっている。彼らは何ができて、何ができないのかわからず不思議に感じているだろう。こんな状況は馬鹿馬鹿しい」

「あるふたりがレースを見た上で、ふたりで物事を決定したとする。しかしその決定を間違っていると訴えても、一方はなぜその決定が間違っていると彼が言っているのか理解できない。なぜなら何も問題がないように見えるからだ。そのふたりとはまさしく今のドライバーたちだ。彼らはそういった状況にいる。そういった状況を乗り越えられるようにしなければならない」

「もしあるドライバーがブロックしようとしていたら、それを回避する道を見つけることは一方のドライバー次第だ。危険なドライブで事故が起きた場合のみ、問題になることがある。その時はそれを対処する。非常にシンプルなことだ」

 エクレストンはジェンソン・バトンやフェルナンド・アロンソのようなベテランF1ドライバーが、ブレーキング時のライン変更に関して最近の基準が低くなったと発言していることに対し、ほとんど関心を寄せていない。

「世界は常に変化している。だからその度に人々が何をしたのか考えなければいけない。彼らがF1でドライブし始めたとき、どのような運転をしていただろうね? 私にはそれを見る時間はないが、古いレースのいくつかを見てみたいね」

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、エクレストンの考えを全般的に賛同し、同情を寄せている。

「私と彼は一直線上に並んでいる。今のF1にはルールの簡素化が必要だと多くの人が同意している」

「一方にペナルティを課され、その一方にはそうでない場合、ファンがそれを理解するのはとても複雑だろう。スチュワードとチャーリーが判断すること自体、とても難しいことだと思う。よって今回の問題に対する簡単な解決策はないのだろう。しかしそれでも、事態はもっとシンプルになるべきだと考えている」

 またウルフは2台のマシンのブレーキング時における衝突の危険性について、依然として対処すべきだと考えている。

「安全性が最も重要だ。チャーリーはそれを根本としていると思う。彼の役割は安全を守ることだ」

「しかし、我々は冷静になってどのようにすれば自分たちのショーを改善できるか、またドライバーの安全性を失わずにルールを単純化する方法を考えるべきだと思う。我々がそれをスタートし、正しい方向に押し進めることができれば、それはすぐに成果になるだろう」

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース
タグ ecclestone, wolff