【F1】リカルド「僕らもレースをしているんだから、勝利を狙う」

リカルドはメルセデスのタイトル争いを尊重するものの、彼らを手助けするつもりはなく、勝利を狙うと話した。

 ルイス・ハミルトン(メルセデス)とチームメイトのニコ・ロズベルグがタイトルをかけて争っている中、一方のレッドブルのふたりが、どれほどメルセデスの争いに影響を与えることができるのか、長らく興味が持たれてきた。

 メルセデスのチーム代表トト・ウルフは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンの父親であるヨス・フェルスタッペンに電話をかけた。その電話でマックス・フェルスタッペンについて話をしたことが公になったため、ブラジルGPでは話題の中心になってしまったことを彼は認めている。

 ウルフの電話にはたくさんの注目が集まったが、ダニエル・リカルド(レッドブル)は、自身やフェルスタッペンがタイトル争いの蚊帳の外にいるべきだという考えは間違っているという。

「それは正しくない考えだと思う」とリカルドは話した。

「タイトル争いを尊重することはわかっているけど、僕たちもレースをすべきだ。開幕戦のメルボルンと何が違うの?」

「僕たちは全員レースをしているし、最大限ポジションをあげようとしている。だから、もし僕たちがアタックできなかったり、チャンスをつかめないなら、それでチャンピオンシップは膠着してしまう」

「チャンピオンシップは何が起ころうとも、すべてのレースの結果であるべきだ。チャンピオンシップを尊重しようとは思う。でもそれは”自分にできることをトライしない”という意味ではない」

 またリカルドはもし勝利のチャンスがあるのにもかかわらず、メルセデスの後ろで身動きが取れずに彼らに勝負をさせてしまうことになるとしたら、チームにとっても不運になるだろうと話した。

「誰にとってもフェアじゃない。特にチームにとってもだ」

「僕が最後にしたいことは、状況を打開してレースに絡んでいくことだ。こんな展開は嫌だからね」

「もし僕らが戦えるポジションにいたら、それは良いポジションだ。おそらく多少雨が降るだろうから、もしコース上に留まって何もする必要がないと感じたら、そうするだろう」

「勝利について話すと僕は勝つつもりでいる。カミカゼにはならないけど、もし前を狙うチャンスがあるならそうするよ」

ウルフの行動には賛否両論

 ウルフの電話ではフェルスタッペンが話題の中心だったが、チャンピオン経験者であるフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は、彼がこれまでしてきたことは普通のことだと考えてきた。

「トトは自分の仕事をしたんだ」

「極限までドライブしているふたりがいて、2秒でタイヤを変えるメカニックがいるのなら、チーム代表は彼らにタイトルを獲得させようとするはずだ」

 しかしそのチームメイトのジェンソン・バトンは、ウルフがフェルスタッペンに対し、タイトル争いに関わらないよう説得するという憶測には否定的だ。

「ほとんどの週末で、彼らが争っているのはわかっている。でももしその話が本当なら残念なことだ」

「僕たちはレースをするためにここにいる。そんなことをする男じゃない」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ブラジルGP
サーキット インテルラゴス
ドライバー Daniel Ricciardo , Max Verstappen
チーム Red Bull Racing
記事タイプ 速報ニュース