【F1】ロズベルグ「ハミルトンとは親友だった。今でもお互いを尊重している」

F1新王者のロズベルグは、アブダビGPでライバルであるハミルトンが”どこまで”やるか予想できなかったが、ハミルトンの”戦術”を理解出来ると語った。

 最終戦アブダビGPで逆転チャンピオン獲得をするために、12ポイント差を跳ね返す必要があったメルセデスのルイス・ハミルトンは、意図的にペースダウンし、2番手を走行していたポイントリーダーのニコ・ロズベルグを抑え込んだ。他チームのドライバーたちを追いつかせようとしたのだ。

 ハミルトンの戦略にもかかわらずロズベルグはレースを2位でフィニッシュし、ロズベルグは世界チャンピオンに輝いた。

 ロズベルグは水曜日にドイツで開かれた記者会見で、ハミルトンがどこまでやるか確信できなかったと語った。

「すごくタフだったから、レースの後はすごく喜んだ」とロズベルグは語った。

「僕はハミルトンがどこまでやるかわからなかった。彼は完全に正気を失い、僕をコースから追い出そうとしただろうか? それはわからない」

「僕は彼がやろうとしていることを見た。僕から見れば、ふたりに後ろから抜かれなければ問題にならないことを知っていた。それから、残りわずか2周になった時、僕のシーズンを通しての仕事が終わったと感じたんだ。それは信じられなかったよ」

 一方でロズベルグは、ハミルトンのアプローチが大きな議論の的になっていることに不満を持っていると語り、チームの苛立ちとチームメイトの戦略の両方を理解出来ると主張した。

「この話題がとても大きくなっているのが残念だ。それは本当に、とてもシンプルだからね」と彼は語った。

「僕たちは従わなければならない、一定のルールのもとでレースをしているので、チームの立場は理解出来る」

「これらの規則は3年間変わっていない。だから、彼らの苛立ちはわかる」

「だけど、ルイスのことも理解出来る。僕らは戦っていた。世界タイトルのために戦っていたんだ。できることをすべて試してみたいと思うし、それを可能にするために、プロセスの限界を超えてしまうこともあるだろう」

お互いを尊重しているメルセデスコンビ

 F1に到達する前のジュニアカテゴリーを戦っている時代、ロズベルグとハミルトンは親友だった。ロズベルグはハミルトンとのライバル関係により、現在は友情を維持することは”不可能”だと語ったが、彼らはお互いのことを”基本的に尊重”していると語った。

「僕らは同じチームに所属し、レースの優勝と世界タイトルの獲得のために戦っている。基本的に、かなり激しくて複雑なライバル関係にあって、友達のままでいることは不可能だ」

「助けになっているのは、僕らがお互いのことを基本的にリスペクトしているということだ」

「僕らが13歳の時、僕らは最高の友達だった。それは今でも残っていると、僕は思う。少なくとも僕はそうだし、彼もそうだと僕は思う。難しい状況でも、これが助けになっているんだ」

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シリーズ F1
ドライバー Lewis Hamilton , Nico Rosberg
チーム Mercedes
記事タイプ 速報ニュース