【F1アブダビGP】ハミルトン「アンフェアなことや危険なことは一切していない」

ハミルトンは、チームメイトのロズベルグにライバルを近づけさせようとしたことについて、何も不公平なことはしていないと語った。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、アブダビGPのレース中、チームから何度かペースを上げるように頼まれた。トップを走るハミルトンの後ろにはニコ・ロズベルグが2番手を走っており、他のライバルたちをロズベルグに近づけさせようと、わざとペースを落としてハミルトンは走行していたのだ。これは、ハミルトンがレースに勝っても、ロズベルグが4位以下にならなければ、彼がチャンピオンになることはできなかったためだ。

 ラジオでペースを上げるようにチームから指示された際に、ハミルトンは苛立ちを見せていたようで、「今、僕はチャンピオンシップを失おうとしているんだ。このレースに勝とうが負けようが関係ない」と言っている。

 結局この戦略は機能せず、ハミルトンは今季10勝目を挙げたものの、5ポイント差でロズベルグがタイトルを手にしている。

 チームの命令を無視したにもかかわらず、ハミルトンは何も間違ったことはしていないと感じている。

「僕は何か危険なことをしたとは思ってないし、何か不公平なことをしたわけでもないと思う」とハミルトンは語った。

「僕らはチャンピオンシップのために戦っていたが、僕はレースをリードしていたんだから、僕がペースをコントロールする。それがルールだ」

 レース終盤に猛然と追い上げていたフェラーリのセバスチャン・ベッテルについて、チームから警告があったにもかかわらず、彼は常にレースをコントロールしていたと語った。

 チームの指示に苛立ったかどうかを尋ねられると、ハミルトンは「実のところそうじゃない。なぜ彼らが僕らにレースをさせなかったのかがわからない」と答えた。

「レースを失うことになるなんて、一瞬も思っていなかった。彼らの思考プロセスが明確だったのは残念だ…正直に言って、言うことはあまりない」

「彼(ベッテル)が近づいてくることを望んでいたが、彼のタイヤは終わりに向かっていて、ニコはミスを犯さず、うまくドライブしていた」

「僕はすごく落胆していたよ。君たちにとっては激しく見えたかもしれないけど、僕にとってはそうじゃない。僕にとっては、シーズンを通して多くのポイントを失っていたから、僕はだいたい、チームやブランドに傷をつけることがないように戦っていた」

「けど僕らはコンストラクターズチャンピオンを獲得したし、今日は僕とニコの戦いだった。しかしながら、彼らはまだコメントをする必要があると感じているだろう。僕らがいつもそうしてきたように、後でそれについて話し合うよ」

 ハミルトンは今シーズンのロズベルグの仕事を賞賛し、彼は素晴らしい仕事をしたと語った。

「僕は出来る限りのことは全てやった」とハミルトンは語った。

「正直に言って、ニコには現実的な問題は起きず、すごく綺麗な1年を過ごした。それが僕が今このポジションにいる理由だ」

「彼は素晴らしい仕事をした。彼におめでとうと言うよ。チャンピオンシップを勝つのは素晴らしい気分だからね」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 アブダビGP
サーキット ヤス・マリーナ・サーキット
ドライバー Lewis Hamilton , Nico Rosberg
チーム Mercedes
記事タイプ 速報ニュース