【F1アブダビGP】メルセデス「レース中は基本的にドライバーへの干渉はしない」

トト・ウルフは、ドライバーたちのタイトルにかかった最終戦を、スポーツマンシップを理解している2人に任せると話した。

 メルセデスのルイス・ハミルトンは同僚であるニコ・ロズベルグに逆転勝利することができるか、またピットストップ時の優先度は上がるか、チーム代表であるトト・ウルフに尋ねたところ、必ずしもそれが起こらないとは言い切れないと答えた。また当日ドライバーたちがどのように行動するのか知っていることを強調した。

「最後のレースで彼らに干渉することはできない」と彼は語った。

「今まで彼らにレースさせてきた。我々は彼らがスポーツマンであることを知っている」

「しかし、明日(決勝)にはたくさんの懸念点がある。今季の勝ち負けが決定するのだ。両方に勝つ可能性があると思っている。スポーツマンシップに則ったレースをしている限り、我々は大丈夫だ。彼らを好きなようにやらせる必要がある」

「明日のルールを変更したくはない。ひとりのウイナーのために、我々が過去数年間に培ってきた全てのものを変えてしまうのは間違っているからだ」

「ドライバーたちは素晴らしいスポーツマンシップを心得ている。彼らはそれが何を意味するか知っている。走行ラインについても多く議論がかわされてきた。だから、チームの利益とチームが掲げている精神、それまでの努力、またファンのために明日(決勝)がうまく行くことを信じているよ」

基本的に干渉はしないと語るウルフ

 ウルフはメルセデスのふたりに対し、限りなく公平であることを約束するのは簡単なことではないことを認めた。

「チーム全員にとってそれは厳しい状況だ。どちらが勝ってもメルセデスのドライバーが勝つことになるということで、我々はある意味特権的な立場にあるとも言える。確かなことは、我々は3年間にわたって常に中立的であったということだ」

「明日(決勝)は特に困難になるだろう。週末になって、過度にサポートしたり、干渉をしたり、管理したりすることはしない。それが起きた場合は直ちに取り締まるつもりだ」

「今日、我々の目標を達成した速さを持つマシン、またふたりのために信頼性の高いマシンを用意した」

「主な目的は、レースでのドライバーへの干渉を最小限に抑え、ドライバーがなるべくひとりでやっていけるようにすることだ」

懸念される”レッドブルの戦略”

 ウルフはレッドブルがウルトラソフトタイヤではなく、スーパーソフトタイヤでグリッドに立つという戦略が、チームを悩ませたという。

「トリッキーなのは、レッドブルが異なる戦略で来るであろうということ、フェラーリも速さがあることだ」

「我々はスーパーソフトタイヤが1台のみだと想定していたが、予想は外れ、2台ともがスーパーソフトだった。それは興味深い。これはいわばローリスクをとったのだろう。それは最速になるための戦略ではない。なぜならスタートから2周までであれば、ウルトラソフトはスーパーソフトよりもペースがいいからだ」

「レッドブルはメルセデスと同じ戦略では勝てない。よってますますそのような戦略でくることが予想される」

「フェラーリのペースも悩みの種だ。しかしグリーンランプが点灯し、スタートすれば全てがわかるだろう」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Lewis Hamilton , Nico Rosberg
チーム Mercedes
記事タイプ 速報ニュース