F1イギリスGPフリー走行1回目:メルセデス圧倒。ハミルトンが首位

F1イギリスGPのフリー走行1回目が行われ、ルイス・ハミルトンが1分31秒654の最速タイムを記録した。

 F1世界選手権発祥の地シルバーストンで今年も始まったイギリスGP。気温15度、路面温度19度と、寒いとも言えるコンディションで、まず最初のセッションであるフリー走行1回目が行われた。

 セッション序盤にトップタイムを記録したのはメルセデスのニコ・ロズベルグで、1分33秒4。続いてチームメイトのルイス・ハミルトンが1分32秒台に入れてトップを奪うと、これをすぐさまロズベルグが更新。さらにはハミルトンがこれを上回り……メルセデス2台がトップタイムを塗り替え合う。セッション開始30分を経過したところで、彼らに次ぐ3番手のニコ・ヒュルケンベルグは約2秒遅れであり、今回もメルセデスのふたりが、頭ひとつもふたつも抜け出ていそうな状況である。

 セッション残り1時間を切った段階でトップから1.8秒差の3番手に浮上したのは、マクラーレンのフェルナンド・アロンソ。今回ホンダは2トークンを使ったアップデート版のパワーユニットを持ち込んでおり、その真価が問われるところだ。チームメイトのジェンソン・バトンもこれに次ぐタイムを出す。

 なおこのタイム近辺にはレッドブルのマックス・フェルスタッペン、前出のヒュルケンベルグ、そしてフェラーリのセバスチャン・ベッテルらがいる。なお、ベッテルはハードタイヤを装着。その他のマシンはミディアムを選択している。

 なおアロンソはその後タイムを更新し、メルセデスとの差を1.5秒まで縮めた。

 セッション開始45分を過ぎた頃、メルセデスの2台は新品のミディアムタイヤに履き替え、コースイン。ロズベルグが1分31秒687に更新すると、ハミルトンがすぐに1分31秒654を記録。他のチームを置き去りにする。

 アロンソも再びミディアムタイヤを履いてコースインし自らのタイムを更新したが、メルセデスとの差はやはり1.8秒である。

 フォースインディアの2台とベッテルは、ソフトタイヤを履いてコースイン。それまでの自らのタイムを1秒前後更新したが、ミディアムを履くメルセデスには0.8秒も及ばない。これは非常に大きな、大きすぎると言ってもいい差である。契約延長が決まったキミ・ライコネンもソフトタイヤを履いて6番手タイム。レッドブルの2台はソフトを投入せず、ハードとミディアムを使って5番手と7番手だ。

 その後各車はロングランを実施。メルセデスはミディアムタイヤで連続走行、フェラーリやフォースインディアはソフトタイヤでのロングランを試した。

 結局このセッションは、ハミルトンが1分31秒654でトップタイム。ロズベルグが僅差の2番手で終えた。3番手はヒュルケンベルグだ。

 なおチェッカーフラッグ掲示後、ベッテルが無線でギヤボックスの不調を訴えるシーンがあった。映像を見る限りでは、6速で走行中にギヤが突然抜けてしまったような感じである。このトラブルによりベッテルは、スタート練習を行うことができなかった。

 マクラーレン・ホンダは結局アロンソ10番手、バトン12番手でセッションを終えている。しかし、彼らはまだミディアムタイヤしか履いておらず、ソフトタイヤを履いた際にどのポジションまで上がってこれるのかという点に注目だ。

 この後、フリー走行2回目が行われる。

F1イギリスGPフリー走行1回目結果:

ClaDriverChassisEngineLapsTimeGapInterval
1  Lewis Hamilton  Mercedes Mercedes 30 1'31.654    
2  Nico Rosberg  Mercedes Mercedes 33 1'31.687 0.033 0.033
3  Nico Hulkenberg  Force India Mercedes 30 1'32.492 0.838 0.805
4  Sebastian Vettel  Ferrari Ferrari 20 1'32.501 0.847 0.009
5  Daniel Ricciardo  Red Bull TAG 30 1'32.773 1.119 0.272
6  Kimi Raikkonen  Ferrari Ferrari 28 1'33.039 1.385 0.266
7  Max Verstappen  Red Bull TAG 22 1'33.202 1.548 0.163
8  Sergio Perez  Force India Mercedes 29 1'33.235 1.581 0.033
9  Carlos Sainz Jr.  Toro Rosso Ferrari 18 1'33.446 1.792 0.211
10  Fernando Alonso  McLaren Honda 22 1'33.527 1.873 0.081
11  Daniil Kvyat  Toro Rosso Ferrari 20 1'33.738 2.084 0.211
12  Jenson Button  McLaren Honda 24 1'34.132 2.478 0.394
13  Valtteri Bottas  Williams Mercedes 38 1'34.263 2.609 0.131
14  Felipe Massa  Williams Mercedes 34 1'34.456 2.802 0.193
15  Romain Grosjean  Haas Ferrari 24 1'34.547 2.893 0.091
16  Jolyon Palmer  Renault Renault 29 1'34.787 3.133 0.240
17  Felipe Nasr  Sauber Ferrari 21 1'34.805 3.151 0.018
18  Charles Leclerc  Haas Ferrari 25 1'35.869 4.215 1.064
19  Esteban Ocon  Renault Renault 31 1'35.980 4.326 0.111
20  Marcus Ericsson  Sauber Ferrari 19 1'36.003 4.349 0.023
21  Pascal Wehrlein  Manor Mercedes 25 1'36.136 4.482 0.133
22  Rio Haryanto  Manor Mercedes 29 1'36.647 4.993 0.511

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 イギリスGP
サブイベント 金曜 フリー走行1
サーキット シルバーストン
ドライバー Lewis Hamilton
記事タイプ フリー走行レポート