F1シンガポールGP FP3:FP3もロズベルグが好調のトップタイム。上位は僅差の三つ巴

シンガポールGPのフリー走行3回目が行われ、ロズベルグが再びトップタイムだが、上位チームの戦いは僅差だ。

 F1第15戦シンガポールGPのフリー走行3回目が行われ、FP2に引き続きメルセデスのニコ・ロズベルグがトップタイムを記録した。

 昨日のFP1とFP2を終え、FP1でトップタイムを記録したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。彼が先駆けて投入していたルノーの新しいアップデートは残りの3人にも適用された。また昨年の苦いシンガポールGPの雪辱を果たすと意気込むメルセデスも、ロズベルグがFP2でトップタイム。今季のシンガポールGPでメルセデスは汚名返上なるだろうか?

 まずコースインしたのは、昨日マシントラブルを被ったロマン・グローシャンと、エスティバン・グティエレスのハース勢。彼らはソフトタイヤを投入した。その後をウイリアムズのバルテリ・ボッタスがスーパーソフトタイヤ、マノーのパスカル・ウェーレインがソフトタイヤで続く。

 序盤からメルセデスのルイス・ハミルトンは、ピットレーン出口付近でスタート練習を行う。メルセデスのふたりは今季変更のされた決勝のスタート方式に対し、苦手意識を持っている。その様子は今季のシンガポールGPに向けた、念入りな準備をしているように見える。特にここシンガポールは抜きにくく、スタート失敗は即命取りにつながるのだ。

 セッション開始10分後に、ウェーレインは11コーナーでマシンを滑らせ、リヤからタイヤバリヤにクラッシュ。彼はコースに復帰したが、リヤウイングを大破。このパーツをピットに戻る際に各所で落としてしまい、この影響でレッドフラッグが振られる。

 その少し前にフェルスタッペンが、ソフトタイヤでロングランを開始し1分47分038を記録。しかし、ウェーレインのレッドプラッグでドライバーたちが一旦ピットイン。そのタイミングでコース内にトカゲが出現したことで、レースがつかの間の和やかなムードに包まれた。

 レッドフラッグから約2分でコースクリア、ドライバーたちは再びコースインした。

 セッション開始19分後に、ソフトタイヤからウルトラソフトタイヤに履き替えたフェラーリのキミ・ライコネンが、1分46秒813を記録しトップに躍り出た。一方、レッドブル勢はソフトタイヤでロングランを続ける。その5分後に、ロズベルグがスーパーソフトタイヤで1分45秒544を記録し、トップタイムを塗り替えた。続いて、同じタイヤコンパウンドのハミルトンが0.262秒差、その後ろをトップから0.529秒落ちで、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがユーズドのウルトラソフトタイヤで追いかける形となった。トロロッソのカルロス・サインツjr.は、ユーズドのウルトラソフトタイヤで唯一上位勢に食い込んでおり、前を走る4位のライコネンから0.029秒遅れである。

 セッション終了28分前で、サインツjr.から1.217秒のギャップで同僚のダニエル・クビアトが5位につけた。トロロッソ勢がウルトラソフトタイヤを履いているのに対し、レッドブル勢はまだソフトタイヤのまま。それでもこの時点で7位と8位に位置している。

 セッション終了20分前頃、フォースインディアのニコ・ヒュルケンベルグが1分46秒913で7位、トップ10入りをした。その後、チームメイトのセルジオ・ペレスも1分47秒038で9位に位置した。FP2以降、フォースインディアは確実に第2グループに分け入ってきた感がある。

 セッション終了15分前、メルセデスのふたりが新品のウルトラソフトタイヤを投入。しかし、ハミルトンがターン7でブレーキをロックしながらコースオフ。昨日もミスがあり、タイムを計測できなかったハミルトン。この日もまだ流れが悪いままだ。ハミルトンはそのままピットインする。一方のロズベルグは1分44秒352のトップタイムを叩き出した。

 フェラーリとレッドブルの2チームもその後を追って、新品のウルトラソフトタイヤでタイムアタックを開始する。残り時間約10分と言うところで、フェルスタッペンがトップから0.059秒の僅差で2位に浮上。その後を約0.5秒落ちでライコネン、リカルドと続く。ベッテルは昨日から調子が出ず、チームメイトから約0.2秒の差をつけられて5位だ。

 アロンソが1分46秒164で10位、トップ10入りするが、すぐにペレスが1分46秒112を記録し塗り替えられてしまう。ユーズドのウルトラソフトタイヤのボッタスがタイムアップし、そのペレスから0.165秒差をつけてトップ10入りした。

 トップ6まで1秒以下の僅差になっており、1位メルセデス、2位レッドブル、3位フェラーリの三つ巴になっている。その後ろも、7位から13位あたりまで大接戦。予選以降も、トップグループ及び第2グループによる、大接戦となりそうだ。

 この後の予選は、日本時間の本日22時からスタート予定。夕暮れにして気温31℃、路面温度36℃のコンディション。予選も引き続き熱い戦いになることだろう。

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 シンガポールGP
サブイベント 土曜日 practice
サーキット シンガポール市街地コース
記事タイプ フリー走行レポート