【F1ブラジルGP】FP3:ドライとウエットの混在したコンディションでロズベルグがトップタイム

ブラジルGPフリー走行3回目は、ウエットコンディションとドライコンディションの入り混じる難しいコンディションの中、ロズベルグがトップタイムをマークした。

 ウエットとドライの微妙なコンディションで行われた3回目のフリー走行は、ソフトタイヤでアタックをしたニコ・ロズベルグ(メルセデス)がトップタイムを記録した。

 サンパウロにはセッション開始前から雨が降り始め、風速も2~4mを観測している。気温19度、路面温度22度というコンディションでのフリー走行開始となった。

 まずはキミ・ライコネン(フェラーリ)とセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)がウエットタイヤを履いてコースイン。しかしベッテルはすぐに、「ウエットタイヤを履くほどの路面ではない、水溜りもない」と無線で報告した。フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)、バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)もウエットタイヤでコースに出ている。

 メルセデスはルイス・ハミルトンが先にコースイン。こちらもウエットタイヤを履いているが、すぐにピットに戻り、ソフトタイヤに履き替えた。この時点では、ドライタイヤとウエットタイヤの交換のタイミングを探っているようだ。ニコ・ロズベルグ(メルセデス)もウエットタイヤでガレージを出たものの、ハミルトン同樣にすぐにガレージへ戻り、ソフトタイヤに履き替えた。

 そのハミルトンは、まず1分20秒910をマーク。しかしバックストレートで止まりきれず、コースを外れてしまった。その後はタイムを縮め、1分16秒980を記録した。

 セッション開始から15分、ソフトタイヤに履き替えたボッタスが1分15秒048をマーク。その直後、セクター1で観客席からコース上に傘が落下。イエローフラッグが出されたが、その後解除された。

 開始から20分が経過しようという頃、ソフトタイヤを履いたマッサが1分13秒848でトップタイムをマークした。

 セッション開始20分を過ぎて、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がようやくコースイン。フェルスタッペンはミディアムタイヤで1分15秒839という3番手タイムを計測した。

 ソフトタイヤで再度コースに出たライコネンは、1分12秒530をマークし、さらにタイムを更新。直後に、ミディアムタイヤを履いたダニエル・リカルド(レッドブル)が1分13秒762で2番手につけた。

 セッション開始30分を迎える頃、各車続々とコースインし、ソフトタイヤでアタックを行うドライバーが増えてきた。ベッテルが1分13秒198をマークし、この時点でフェラーリのみが1分12秒台をマークし1-2体制を築く。ベッテルはさらにタイムを更新し、1分12秒661とライコネンに肉薄。その後は、フェルスタッペンとリカルドが3-4位に並ぶタイムを記録した。

  開始から半分を過ぎたところで、ようやくジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)とフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)がミディアムタイヤでコースイン。アロンソは1分14秒209、バトンは1分14秒844をマークした。

 残り時間17分、新品のソフトタイヤを履いたリカルドが1分12秒287をマークしトップに浮上。しかし数分後には、同じく新品ソフトを履いたフェルスタッペンが1分12秒077でリカルドを上回った。

 残り12分、新品のソフトタイヤを履いてコースに出たロズベルグが1分11秒740というトップタイムをマークした。チームメイトのハミルトンも新品ソフトを投入してアタックを行うも、1分11秒833とわずかにトップには及ばなかった。

 残り8分を切ったところで、バトンがバックストレートで一度スローダウン。エンジニアからは通常の手順でマシンを止めろという指示が飛ぶも、バトンはそのままピットに戻った。

 残り5分を切ったところで、グロージャンが4コーナーで単独スピンを喫し、コースアウトしてしまった。ブレーキをかけた途端にリヤが滑ってしまったのだ。またもブレーキに悩まされる形になったが、すぐにコースに復帰した。

 残り2分のところで、ベッテルが1分11秒959で3番手に浮上。トップからコンマ2秒遅れのところまで差を詰めてきた。

 結局、ロズベルグのタイムがトップのままセッションは終了。ウエットコンディションとドライコンディションの混じったコンディションとなったが、各車ドライコンディションでの予選を想定しているようだ。

 1-2にはメルセデス、3-4にはレッドブルを上回ったフェラーリがつけた。ここブラジルでも、フェラーリはメルセデスに迫るペースを見せ、レッドブルを上回ることができるだろうか。

 コンストラクターズ選手権の4位争いというところでは、ウイリアムズは2台ともフォースインディアを上回っている。

 マクラーレン・ホンダのアロンソは10番手、セッション終盤にスローダウンしてしまったバトンは18番手でセッションを終えた。バトンはトラブルが懸念される。

 ザウバーのマーカス・エリクソン(ザウバー)は、インスタレーションラップの1周を走ったのみで、タイムを計測できなかった。

 ブラジルGPの予選は、この後現地時間14時(日本時間25時)から行われる。

F1ブラジルGPフリー走行3回目結果

ClaDriverChassisEngineLapsTimeGapInterval
1  Nico Rosberg  Mercedes Mercedes 19 1'11.740    
2  Lewis Hamilton  Mercedes Mercedes 21 1'11.833 0.093 0.093
3  Sebastian Vettel  Ferrari Ferrari 14 1'11.959 0.219 0.126
4  Kimi Raikkonen  Ferrari Ferrari 16 1'12.027 0.287 0.068
5  Max Verstappen  Red Bull TAG 19 1'12.077 0.337 0.050
6  Daniel Ricciardo  Red Bull TAG 21 1'12.287 0.547 0.210
7  Valtteri Bottas  Williams Mercedes 27 1'12.614 0.874 0.327
8  Jolyon Palmer  Renault Renault 19 1'12.968 1.228 0.354
9  Felipe Massa  Williams Mercedes 26 1'12.990 1.250 0.022
10  Fernando Alonso  McLaren Honda 12 1'13.002 1.262 0.012
11  Nico Hulkenberg  Force India Mercedes 14 1'13.203 1.463 0.201
12  Sergio Perez  Force India Mercedes 19 1'13.231 1.491 0.028
13  Kevin Magnussen  Renault Renault 15 1'13.255 1.515 0.024
14  Carlos Sainz Jr.  Toro Rosso Ferrari 20 1'13.293 1.553 0.038
15  Romain Grosjean  Haas Ferrari 15 1'13.344 1.604 0.051
16  Esteban Gutierrez  Haas Ferrari 16 1'13.596 1.856 0.252
17  Daniil Kvyat  Toro Rosso Ferrari 13 1'13.609 1.869 0.013
18  Jenson Button  McLaren Honda 9 1'13.750 2.010 0.141
19  Pascal Wehrlein  Manor Mercedes 20 1'13.972 2.232 0.222
20  Felipe Nasr  Sauber Ferrari 14 1'13.992 2.252 0.020
21  Esteban Ocon  Manor Mercedes 21 1'14.222 2.482 0.230
22  Marcus Ericsson  Sauber Ferrari 1    

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ブラジルGP
サーキット インテルラゴス
記事タイプ 速報ニュース