F1株式、早ければ今週中に売却か? エクレストンも退陣の可能性

早ければ今週中に、CVCが持つF1の株式が売却され、併せてエクレストンも退陣することになると言われている。

 アメリカのリバティ・メディア・カンパニーは、CVCキャピタル・パートナーズが持つF1の株式を、近々買収すると考えられている。早ければその発表は、今週にも行われる見通しだ。

 リバティ・メディアは、F1を買収するにあたって、いくつかの条件を要求していると憶測されている。そのひとつは、バーニー・エクレストンがF1から離れることだという。

 しかしキャリー氏は、F1の中で大きな役割を担うことになるにもかかわらず、業務の引き継ぎ期間を設けないのは間違いであると、多くのスポーツの事例から十分に承知している。

 モンツァにおいてエクレストンは、チームと自動車メーカーの代表に対して、F1の買収計画を説明したとみられている。そして、契約上の最終的な署名を待っているようだ。

 もしモンツァが、エクレストンが訪れる最後のレースになったとしたら……そう尋ねられたレッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、次のように語った。

「そういう憶測は確かに多く存在している。しかし、それがバーニーの最後のレースにならないことを、私は心から願っている。そうなるとは信じていないよ」

「F1の所有権または株式の保有について変更もしくは再配布があるとすれば、この数週間、我々全員はそれに関するニュースを確認し、そして待つことになる。しかし現時点では、ひどい推測がたくさんある」

「私は、そういう議論が起きていることは明らかであると思う。しかし、署名され、最終決定がなされるまで、それはただの憶測に過ぎない」

 リバティ・メディアが契約に署名し、85億ドル(約8500億円)と言われる最初の支払いを行うまでは、何の保証もされないが、チームは新たな投資家が訪れるのを楽観視している。

 メルセデスのトト・ウルフは言う。

「株式を買いたいという投資家がいるということは、F1にとっては朗報だ」

「アメリカのメディア企業がF1を買うということは、非常に良いニュースだ。しかし、その取引の詳細も、そしてマネージメントの面で何が起きるかも、私は知らない。バーニーは50年間にわたって素晴らしい仕事をした。だから今のF1があるんだ」

 エクレストンが残ることは重要であるかどうかを尋ねられたウルフは、次のように語った。

「彼は帝国を築いてきたし、我々はその恩恵を受けている」

「それは、数百万人の生中継観戦者を抱え、そしてモンツァのようなサーキットでレースを行うことができる。さらに毎年15億ドル(約1500億円)の利益を挙げているんだ。彼は、素晴らしい仕事をしてきたよ」

「どんな将来があるかは、物事を改善できるかどうかにかかっている。しかし、私は推測する必要はないと思っている。それはただ愚かなことだよ」

 そして、彼は付け加えた。

「我々はアメリカの方法から学ぶことがあるだろう。特にデジタルの分野ではね」

「彼らは変える必要のあること、そして残すべきものを、近くで観察し、そして分析するだろう。彼らがそれを購入しようとするのは、そこに理由があるんだ」

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シリーズ F1
記事タイプ 速報ニュース
タグ ecclestone, horner, wolff