FIA、トラックリミット監視のため”電子検出システム”を設置

FIAは”トラックリミット”を監視するため、ハンガリーGPで電子検出技術を使用することを明らかにした。

 コースをはみ出しで走ることによってタイム面での利益を得ることを防ぐため、オーストリアGPでは縁石の設置数を強化した。しかし、この影響でマシンを壊すドライバーが続出。例えばトロロッソのダニール・クビアトは、この縁石に乗ったことでリヤのサスペンションを壊し大クラッシュ。またメルセデスのニコ・ロズベルグは、サスペンションのみならずギヤボックスにもダメージを負ってしまったため、5グリッド降格のペナルティを課せられてしまった。

 これらの事件を受け、マシンにダメージを負わせることなく、トラックリミットを守らせるための解決案が模索されていた。

 今週末のハンガリーGPの舞台となるハンガロリンクでは、FIAはトラックリミットの監視を確実なものとするため、いくつかの改修を施した、

 ターン6と7にはこれまで”ソーセージ型”の縁石が取り付けられていた。しかし、今回はこれを”アブダビ型”と呼ばれる縁石に変更。その高さは約50mmである。また、それ以外のコーナーでは、トラックリミットをオーバーしたマシンを監視するため、電子検出システムを埋め込み、コンピュータでチェックできるようにした。

 ターン4とターン11には、新しい二重の縁石が設置されたが、縁石外側はランオフエリアと同じ高さとなっているため、コーナーをワイドに走ることへの抑止力には繋がらないと思われる。ただ、ドライバーがコース内を走ることを確実なものとするため、FIAはここに電子検出システムが埋め込まれていることを明かしている。

 チームに送られたメモの中で、F1のレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングは、次のように説明している。

「私たちは、コースの端から1.6メートルのところに、ループを設定している。このふたつのコーナーでは、マシンが4輪すべてをコースの外に落としてしまった場合、我々は警告を発することになるだろう」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 ハンガリーGP
サーキット ハンガロリンク
記事タイプ 速報ニュース