アリバベーネ、戦略を批判したことを謝罪

フェラーリのチーム代表であるマウリツィオ・アリバベーネは、カナダGPのレース直後、チームは戦略を誤ったと述べたが、そのあとの検証により、戦略が正しいものであったと説明を一転させている。

 アリバベーネはレース直後、ルイス・ハミルトンが1ストップで勝利を収めたため、2ストップ作戦を採ったフェラーリの戦略は誤りだったと語った。その理由についてアリバベーネは、「タイヤのデグラデーションを過大評価してしまった」と説明していた。

 しかし、より詳細にレースを分析した結果、フェラーリの戦略は実際には間違っていなかったと語り、レースに敗れたのはタイヤを長持ちさせることに成功したハミルトンの能力のせいだと発言している。

「私はチームに謝罪しなければならない。レース直後、Sky UKの人間が私の所へ来て、『戦略ミスを犯したのは誰ですか?』と尋ねてきたんだ。まず第一に、それは私の役割だ。私は、誰のことも指し示さないだろう。もしミスがあったとしても、それは私が責められるべきものであり、私のチームに責任があるわけじゃない」

「それは先に申し上げておく。そして、質問は戦略についてだったね? 明らかなことなんだけど、たったふたりのドライバーのみが、1ストップ作戦を成功させているんだよね。ひとりはバルテリ・ボッタスで、もうひとりはルイス・ハミルトンだ。私たちは、ハミルトンが1ストップで最後まで走りきるとは、予想していなかったのだが」

フェラーリに自信を植え付けた、カナダGPでの走り

 結果的にはハミルトンに勝利を明け渡してしまったわけだが、アリバベーネはカナダGPでのフェラーリは、大きな励みとなる週末を過ごしたと語る。セバスチャン・ベッテルは予選で高いパフォーマンスを示し、そしてレース序盤も先頭を走ったのだ。

 アリバベーネは言う。

「セブのスタートを見た時、私は天を見上げたよ。それは私がこれまでF1で見てきたスタートの中で、最高のモノだった」

「我々は懸命に働き、そしてモナコが終了した後すぐに、巻き返す為の仕事を考えたんだ」

「我々はより良いクルマについて理解し、そして最適なバランスを見つけることができるように週末を通じて働いている。今回の件はお返しできる予定だよ。なぜなら、今回のレースは興味深かったからね」

「我々は、もっと、もっと、もっと頑張らなければならない。しかし、今回のようなことを繰り返して、ポジティブにならなきゃいけない」

「ものすごく近くで勝利の匂いを嗅いだ時、レース直後にくよくよしたり、がっかりするものだ。私に起きたようにね。しかし、チームは素晴らしい仕事をしたと思う。私は幸せだと言わなければならない」

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この記事について
シリーズ F1
イベント名 カナダGP
サーキット サーキット・ジル・ビルヌーブ
チーム Ferrari
記事タイプ 速報ニュース