ザウバー、来季は1年落ちのフェラーリのパワーユニットを使用

ザウバーは、シャシー開発に集中するため、来年は1年落ちのパワーユニットを使用するという決断を下した。

 ザウバーのチーム代表を務めるモニシャ・カルテンボーンは、来シーズンは1年落ちのフェラーリのパワーユニットを使うという決断をするのに1カ月を要したという。というものチームは、そのパワーユニットに合わせて、シャシーの開発をしたいと考えているからだ。

 もしもフェラーリが、パワーユニットを全面的に見直すことを決定した場合、来年の大きなレギュレーション変更に沿ってザウバーがフェラーリと同じスペックのものを使用するとなると、マシンのデザインに遅れが出てしまうという危険性があった。

 来年のザウバーの計画について尋ねると、「来年、我々は2016年版のフェラーリのパワーユニットを使うつもりです」とカルテンボーンは話した。

「今はまだ、来年のレギュレーションが100%確定していないので、この決定にはかなり時間がかかりました」

「私たちは、シャシーとパフォーマンスの開発にリソースを分配し、エンジンは今のままにしようと戦略的な決定を下しました」

 またカルテンボーンは、チームの将来を保証してくれる投資家と結んだ契約は、予定どおり来年に向けて正しい方向に進んでおり、2017年の計画に遅れはないと話した。

「開発が遅れているのにエンジンに関する決定を下した、という考えは間違っています」

「本当に計画どおりです。遅れがあっても心配していません。オーナーは変わりましたが、ステップアップのためにも、我々は経済的に安定していて、気力も保っています」

「チームは安定していますし、財政的にも落ち着いています。今はチーム規模で開発を進めています。新しいスタッフも加入しました。我々が望む開発ペースを維持できない理由はありません」

 彼女は、シャシー部門のスタッフはパワー不足を克服できると考えており、最新のフェラーリのパワーユニットを使用できないことで、それほど苦しむことはないだろうと考えている。

「エンジンに関しては開発できる部分はありません。しかし我々の考えでは、エンジン面で苦しむことがあっても、これは正しいステップであり、シャシーに焦点を当てて、それを補うことができるだろうと自信を持っています」

Be part of something big

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ F1
チーム Sauber
記事タイプ 速報ニュース