タイトル争いを繰り広げるハミルトンとロズベルグ「いいスタートで勝負は決まる」

ハミルトンとロズベルグは、スタートの良し悪しが勝利への大きな要因になると強調した。

 メルセデスのルイス・ハミルトンと、ニコ・ロズベルグのドライバーズチャンピオンシップ争いは、他のライバルを寄せつけず、独走的な戦いとなっている。前回のイタリアGPでロズベルグが勝利したことにより、ふたりのポイント差はわずか2ポイントとなった。

 しかし最近のふたりのレースは、レースのスタートの時にほぼ決まっている状況だ。レースは、スタートの良し悪しがとても重要だということをメルセデスのコンビは心に留めている。

 今季からレーススタートのレギュレーションが新しくなったことについて、ハミルトンは次のように語った。

「あまり好きじゃない。スタートの出だしは、レースの勝ち負けに大きな影響を及ぼす可能性があるんだ」

「予選で勝ち得たポールポジションを、レースのスタート時に失ってしまうんだ。どんなにレースに全力を尽くしても、スタート時にロスした2秒がレースの勝敗を分ける」

 モンツァ(イタリアGP)でのハミルトンはスタートがうまくいかなかったことで、彼は精神的に動揺したと思うかという質問に対して、ロズベルグは否定をした。

「いいや、僕はそう思わないね。申し訳ないけど」

「でもスタートの仕方については、今でも課題だと思っている。今の僕たちにとって、容易なことじゃない。だから間違いなく他人事ではないし、僕自身も気をつけなきゃいけない」

「最近のレースでは良いスタートを切れた。それは良いことだと思っているよ。でもホッケンハイム(ドイツGP)とハンガリーGPでは、良いスタートができなかったんだ。だから良いチャレンジだね」

雪辱のシンガポールGP

 スタート方法はメルセデスの課題として残っているが、もっと優先度の高い課題がメルセデスにはある。昨シーズンのメルセデスが最も苦難したレースである、シンガポールGPを迎えることだ。

 メルセデスは昨シーズンのレースの根本的な問題点を懸命に探したが判明しておらず、依然と問題意識が残っている。

 ハミルトンは次のように語った。

「僕は今回のレースに自信があるとは言わないよ。シンガポールGPはどのようになるかわからない」

「去年のシンガポールGPは、バチが当たったと思っているよ。僕たちは油断していた。でも今年の僕たちは去年のことを知っている。ここで間違っていたんだ。今回はしっかり自分自身を整えて、準備万端で立ち向かうよ」

「今回、僕たちは先を走るかもしれないし、標準的な速さかもしれないし、もしかしたら後ろで走ることになるかもしれない。けど僕たちは油断しないよ。レースで起きることを対処するだけだ」

 更に、ロズベルグが付け足した。

「僕たちは、去年のレースでペースダウンしてしまった要因をいくつか理解していて、それを解決する大きな変更をした。だから、いいレースになることを大いに期待しているよ。でも去年のレースでは、他のライバルたちから1秒落ちのラップタイムだったのに、今回準備してきた分だけで対策として十分なものなんだろうか? 簡単なことじゃないと思うんだ」

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この記事について
シリーズ F1
ドライバー Lewis Hamilton , Nico Rosberg
チーム Mercedes
記事タイプ 速報ニュース